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漫画広告の制作費用の相場を紹介!安く抑えるコツや依頼の流れも

ユーザーの興味を引きCVを獲得しやすいPR手法として、注目を集めている漫画広告。プロのクリエイターや制作会社に依頼して作ってもらうのが一般的です。しかし、いざ漫画広告を作ってもらうとなると、費用が気になってくることかと思います。

そこでこの記事では、漫画広告制作費の相場、費用を抑えるコツ、依頼時の確認事項や流れを解説していきます。費用の相場を理解して、漫画広告の制作を依頼できるようになりましょう。

 

漫画広告の制作にはいくらかかる?依頼先別に費用の相場を紹介

漫画広告の制作費は、どこに依頼するかによって変わってきます。また、依頼先によって異なるメリット・デメリットがあるので、それらの要素もふまえて総合的に判断することが大切です。

 

制作会社に依頼する場合

【費用の相場】

1ページあたり約20,000~100,000円

制作会社への依頼は、個人への依頼よりも高くつく傾向にあります。漫画を描くだけではなく、その企業に合った漫画家の選定やストーリーの考案、広告運用などにも対応するため、それ相応の料金になる訳です。

その分、クオリティの高い仕上がりを期待できます。また、納期が守られない、突然の制作打ち切りなどのリスクも、個人相手よりは低いといえるでしょう。

 

クラウドソーシングで依頼する場合

【費用の相場】

1ページあたり約4,000~40,000円

クラウドソーシングとは発注者と受注者をマッチングさせるサービスであり、代表例としてランサーズやクラウドワークス、ココナラなどが挙げられます。

案件内容にもよりますが、制作会社よりも安価で発注できる傾向にあり、相談から契約、報酬の支払いまでインターネット上で完結できる点で便利です。そのかわり、支払いはクラウドソーシングサイトへの仲介手数料を上乗せする形になる点に注意しておきましょう。

 

ブログやSNSなどで個人に依頼する場合

【費用の相場】

1ページあたり約4,000~40,000円

クラウドソーシングサービスを通さず、ブログやSNSから直接クリエイターに連絡を取り、依頼する方法です。直接契約なので手数料がかからない上、制作会社と比べて進行管理費などの出費が抑えられるといったメリットがあります。

反面、納得いくクオリティに仕上がらなかったり、支払いや納期をめぐってトラブルになることもあります。そのため個人で活動するクリエイターに依頼する際は、漫画制作のスキルやビジネスマナーの有無を見極めるようにしましょう。

 

有名な漫画家やイラストレーターに依頼する場合

【費用の相場】

時価、数十万円~

有名な漫画家やイラストレーターに依頼する場合、クオリティの高い漫画に仕上げてくれることを期待できます。その一方で、費用が高額になる上、人気のある漫画家やイラストレーターとコンタクトを取ること自体が難しいです。

もしコンタクトを取れたとしても、連載など他の仕事でスケジュールが埋まっていて断られてしまう可能性が高いでしょう。したがって、有名なクリエイターへの直接の依頼は、選択肢としてあまり現実的とはいえないと考えられます。

 

漫画広告の制作費用相場にはなぜ幅がある?

漫画広告の制作費が、依頼先によって異なる理由はいくつかあります。第一に挙げられるのは、クオリティの観点です。

漫画広告に限った話ではありませんが、クオリティの高いものを制作できる、あるいはその実績を明示できる会社や人であれば、料金も高くなります。第二に挙げられるのは、工数の観点です。漫画制作だけでなくディレクションも頼めば、工数が増え費用も上乗せされます。

 

漫画広告の制作費用を抑えるためのコツ3選

漫画広告の制作をどこに依頼するにせよ、できれば費用を抑えたいというのが正直なところだと思います。以下では、制作費用を抑えるコツを解説しているので参考にしてください。

 

イメージ写真や参考資料を用意しておく

漫画制作には写真や資料などの素材が必要であり、それらを一から収集するのは制作側にとって負担です。これらの素材をあらかじめ自社で用意しておけば、制作側の工数を削減でき、費用を抑えることにつながります。

漫画制作の費用は制作時間から算出されることがあるので、制作の手間を省けばコストカットしやすいです。

 

シナリオの作成は自社で担当する

上記にあった、制作側の手間を省くという観点からいうと、漫画のシナリオを自社で用意しておくのも有効です。制作会社はシナリオ作成から請け負ってくれるケースが多いのですが、その工程をなくすことで費用を安くすることが期待できます。

シナリオを用意しておくといっても、簡易的なもので構いません。どのような展開なのか、何を伝えたいのか、どこが見せ場なのかなどを箇条書きにしておけば充分です。

 

ポートフォリオへの記載をOKにする

制作した漫画をポートフォリオに記載できることを明記しておくと、多少報酬が安くても案件を請け負ってくれる可能性が高まります。広告やLPの分野では、制作実績を示すことで類似案件を受注しやすくなります。

そのため、漫画家やクリエイターにとって、自分が作った成果物を第三者に公開できるというのは魅力的なのです。

 

漫画広告の制作を依頼する際に確認しておくべき項目

漫画広告の制作依頼で留意するべきは、費用だけではありません。依頼先と良好な関係を築きつつ質のいい漫画広告を作ってもらうためには、チェックしておくべき項目があります。以下の要素を必ずチェックしておきましょう。

 

著作権の帰属先や二次利用の可否

著作権の帰属先をどうするか、必ず確認をとっておきましょう。 制作した漫画・登場キャラクターの著作権は、クリエイターや制作会社に帰属します。権利を自社に譲渡してもらいたいときは、あらかじめ契約書にその旨を明記しておき、きちんと承諾を得るようにしましょう。

二次利用の可否や範囲についても同様です。二次利用というのは、例えば広告用に制作した漫画をポスターにも使用する、などが挙げられます。この二次利用はできるか、どこまで使ってよいか使用範囲を明らかにしておきましょう。なお、二次利用の際には別途で費用が発生する場合があるのでその点も注意が必要です。

 

納品物のフォーマット

フォーマットやファイル形式に配慮することも大切です。フォーマットは、基本的に「A4サイズ1ページ」が適切とされていますが、Webや紙など、媒体によって変わるので一概には言えません。

また、JPEG・PNG・PSDといったファイル形式によって、画質やファイルサイズ、編集のしやすさなどが変わってきます。そのため、自社に合ったフォーマットやファイル形式は、依頼先に相談して決めるようにするといいでしょう。

 

制作スケジュールや修正の回数

スケジュールはある程度余裕を持たせておくことが大切です。依頼側としては、できあがった漫画広告に目を通す時間も確保しつつ、工程ごとに提出してもらう期限を設定しておきましょう。

修正については、回数に制限はあるか、費用が発生するかが曖昧なままだと後々トラブルに発展する可能性があるので、必ず認識を共有しておきましょう。

 

制作者のスキルや絵の雰囲気

漫画広告には、クリエイターのスキルが欠かせません。絵のクオリティやキャラクターデザインが、商材や自社のイメージを左右するからです。そのような絵を任せられるだけのスキルがある相手がどうか、しっかり吟味しておきましょう。

また、画風も大切です。若年層向けなら少年誌のようなエンタメ感のある絵、女性向けなら女性誌のような繊細な絵など、ターゲットに合わせた雰囲気の絵を描いてもらえるかどうかもチェックしておきましょう。

 

漫画家や制作会社の実績

さらに、依頼先を決めるにあたって、過去の取引や制作についての実績を確認しておくと良いでしょう。制作実績をきちんと明示しているだけでも一定の安心感が得られる上、上記で言及したクリエイターのスキル・絵柄を確認するのに役立てられます。自社と同じような業界での制作実績があると、より成果物のイメージを掴みやすくなります。

 

漫画広告の制作を依頼する際の流れを解説

ここでお伝えするのは、漫画広告の制作を依頼するまでの流れです。どの依頼先でも、3つのステップを経て契約に至ります。

 

制作会社に依頼する場合

1.制作会社を選定、問い合わせ

2.担当者との打ち合わせ

3.契約

 

打ち合わせに臨む際は、漫画広告を導入する目的、予算の目安、納期の希望などを明確にしておくと話がスムーズに進みます。

 

クラウドソーシングで依頼する場合

1.募集をかける、またはクリエイターに相談

2.契約条件のすり合わせ

3.契約

 

クラウドソーシングサービスを経由するとはいえ、交渉やディレクションは直接行うことになります。作業内容や修正の回数、納期を明らかにして交渉しましょう。

 

ブログやSNSなどで個人に依頼する場合

1.クリエイターを探して問い合わせ

2.打ち合わせ

3.契約

 

打ち合わせを通じて、その人の人となりやビジネスマナーの有無をチェックしておきましょう。

 

有名な漫画家やイラストレーターに依頼する場合

1.漫画家・イラストレーターの選定・問い合わせ

2.ディレクターなどと交渉

3.依頼

 

有名な漫画家やイラストレーターには、ディレクターやマネージャーが付いていることが多いので、その点を意識して連絡を取りましょう。

 

漫画広告に強い制作会社の費用をチェック!

漫画広告の外部発注を検討する人に向けて、おすすめの制作会社を紹介しておきます。制作会社によって強みが異なるので、自社に合ったところを選びましょう。

 

1.株式会社Hub Works

出費を抑えてハイクオリティな漫画広告を作りたいなら、株式会社Hub Worksのコンテンツ制作BPOサービス「コンテンツファクトリー」がおすすめです。

コンテンツファクトリーでは、制作過程を徹底的にマニュアル化することで、制作における費用削減・時間短縮を実現しています。また、会社ごとに専属の制作チームを立ち上げ、経験豊富なディレクターが担当するので、質の高い漫画広告に仕上がります。

マンガ制作代行|業界最安値級で漫画広告・動画・ホワイトペーパー制作

以下、サービス紹介動画です。

 

2.株式会社Lavan7

株式会社Lavan7は、「マンガ製作所」を運営しています。マンガ製作所の強みは、箇条書きでおおまかなシナリオを作っておくことで、カラー1ページにつき23,000円~と、低コストで制作できることです。

さらに登録漫画家は120名以上にのぼり、制作された漫画を200件以上閲覧できるので、自社に合った絵柄を見つけて安心して依頼できます。

 

3.株式会社ファインズ

株式会社ファインズはシステム構築からサイト制作、PRまでを請け負う会社であり、「マンガファクトリー」を運営しています。マンガファクトリーは案件ごとにプロの担当編集をサポートに付けてくれるので、自社だけで悩まずに広告制作を進められます。

また、制作した漫画は二次利用OKとなっているのも魅力です。費用についても、無理のない範囲で提案してくれるでしょう。

 

4.株式会社アトムストーリー

株式会社アトムストーリーは、ユーザー心理に刺さる漫画広告に強みを持ちます。広告の目的や課題をふまえて、専属のストーリープランナーが感情に訴えかけるストーリーを設計します。大手の住宅メーカー、医薬品メーカーなど300社以上の漫画広告を制作しているので、実績に関しても安心です。

 

5.株式会社Adfox

漫画広告を使ったPRへの支援をトータルで受けたいなら、漫画広告の制作・運用、Webコンサルティングまでカバーできる株式会社Adfoxはいかがでしょうか?発注から編集、広告運用まで対応しているので、幅広いサービスを受けられる上にコストも抑えられるのが魅力です。

 

まとめ

ここまで、漫画広告の制作費の相場、費用を抑えるコツ、依頼時の確認事項や流れについて解説してきました。費用の相場は、どこに依頼するかで変わります。

それぞれのメリット・デメリットもふまえて依頼先を決めるようにしましょう。漫画広告は制作にお金がかかるものの、自社ビジネスの後押しとなり得る存在です。この機会に制作に踏み切ってみてはいかがでしょうか?

執筆者:Hub Works 近藤

株式会社HubWorks代表取締役 2013年より大手インターネット広告代理店に入社。月間数千万規模、主要チャネル(Yahoo・Google・Facebook・LINEなど)のウェブ広告運用を経験。 2017年に転職し、SaaSのBtoBマーケティング担当に従事。リード獲得からナーチャリング、コンテンツマーケティングなど幅広く対応 2018年から独立しシェアオフィス専門ポータルサイトの立ち上げやコンテンツ制作BPOコンテンツファクトリーのサービスを立ち上げ。 ウェブマーケティングの知見をいかし、全事業早期黒字化を達成

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