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Instagram広告の出し方は?広告の種類から費用相場まで解説

本記事では、Instagram広告の特徴やメリット、広告の出し方から費用まで徹底解説します。是非参考にしてください。

 

Instagram広告の特徴・メリット

まず、Instagram広告の特徴とメリットについてご紹介します。

 

世界中の人々に訴求できる

Instagramは全世界のアクティブユーザー数が10億人を突破(2018年6月)しました。また、日本国内でのアクティブユーザー数は3,400万人(2021年12月)となっており、およそ3~4人に1人がInstagramを利用している計算になります。

世界中で多くの人に利用されているSNSであり、Instagram広告を活用することで日本国内はもちろん、世界中の人々に自社の商品やサービスの情報を届けることが可能です。

 

高精度なターゲティングができる

InstagramはMeta社が運営しており、実名登録制であるFacebookと連携しています。そのため、精度の高いターゲティングが特徴です。

登録情報だけでなく、閲覧履歴や行動データなどから興味関心を基にしたターゲティングや企業が保持するオーディエンスリストの類似ターゲティングなど様々な設定ができるため、より詳細なターゲティングが可能です。

 

少額から広告の出稿ができる

Instagram広告の最低出稿金額は1$であり、日本円で100円前後です。柔軟に広告配信を行いたい場合やSNS広告を試しに実施してみたい時にもおすすめの媒体です。

配信を開始しても、途中で停止や変更なども可能なので、手軽に始められるというメリットがあります。

 

広告フォーマットが豊富に用意されている

Instagram広告では、通常のInstagramでの投稿と同じように、画像や動画、ストーリーズ、リールなど様々な形式で広告配信を行うことができます。

また、ショッピング機能やアンケート機能など、目的に応じて活用することで効果を高められる機能も豊富です。広告の目的やターゲット、自社の商品の特徴などを加味しながら、よりマッチした効果的な形式で広告配信が可能です。

 

若者や女性に訴求しやすい

日本国内のInstagramユーザーの男女比は男性が43%、女性が57%となっており、女性が多く活用しているSNSです。また、15~19歳は65%、20代は57.3%がInstagramを利用しており、Instagram広告は特に若者や女性に訴求しやすい媒体です。

 

Instagram広告の課金方式と費用相場について

続いて、Instagram広告の課金方式と費用の相場について解説します。

 

【CPM】インプレッション課金

CPMはCost Per Milleの略称で、広告が1,000回表示されるごとに課金されるという意味です。インプレッション(ユーザーに広告が表示される)ことで費用が発生するため、インプレッション課金とも呼ばれています。

一般的に1,000インプレッションあたり500~1,000円、1インプレッションあたり0.5~1円が相場です。広告が表示されるだけで費用が発生するので、認知度を上げたい場合におすすめです。

 

【CPC】クリック課金

CPCはCost Per Clickの略称で、広告がクリックされるごとに課金される仕組みがクリック課金です。1クリックあたり40~100円程度が相場です。

商品の購入や申し込みなどが目的の場合にはクリック課金を選択しましょう。

 

【CPI】アプリインストール課金

CPIはCost Per Installの略称で、アプリがインストールされるごとに費用が発生します。Instagram広告ではアプリの宣伝を目的に広告配信をすることができ、その場合にCPI課金を選択します。1インストールあたり100~150円が相場です。

 

【CPV】動画視聴時間

CPVはCost Per Viewの略称で、Instagram広告では動画を10秒以上再生した場合、もしくは最後まで動画を視聴した場合に課金されます。1再生あたり4~7円が相場となっています。

CPV課金方式の動画広告では動画の視聴時間によってユーザーの興味関心を判断できるため、認知度を上げたい場合にはもちろん、訴求内容をテストする際にも有効です。

 

Instagram広告は6種類

Instagram広告は6種類のフォーマットがあります。それぞれ見てみましょう。

 

①ストーリーズ広告

ストーリーズ広告は、Instagramのストーリーズで他のユーザーの投稿の間に差し込まれる広告です。通常の投稿と同様に、画像や動画で広告を配信します。

全画面で表示されるため没入感が高く、自然に違和感なく見てもらうことが可能です。

 

②写真広告

ユーザーの投稿と同じ形式で、タイムラインに表示されるのが写真広告です。一般的な広告フォーマットであると言えるでしょう。

画像1枚とキャプション(テキスト)を設定し、配信します。

 

③動画広告

写真広告のフォーマットで動画を投稿することも可能です。120秒までの動画を配信することができ、ユーザーに表示されると自動的に動画が再生されます。

動きのある動画を活用することで、ユーザーの興味を引くことができます。

 

④カルーセル広告

カルーセル広告は、写真広告と同じ形式で画像を複数枚設定できるフォーマットです。ユーザーが左右にスワイプすることで複数の画像を1枚ずつ表示します。ストーリー性のある内容や、複数の項目にわたる場合などにおすすめです。

 

⑤コレクション広告

コレクション広告は、商品をカタログ形式で表示させるフォーマットです。

メイン画像や動画の下に、予め登録しておいた商品カタログを表示します。ショッピング機能を活用することで、そのまま購入まで誘導することが可能です。

 

⑥発見タブ広告

発見タブとは、Instagramの虫眼鏡マークのタブのことで、ユーザーの興味関心に基づきおすすめの投稿が表示されます。ここに配信するのが発見タブ広告です。

Instagramでは、新たな情報を探しているユーザーが多く、そのニーズにマッチした広告を配信できるとより効果的です。

 

【広告の出し方】Instagram広告出稿までの7ステップ

では、実際にInstagram広告を出稿するまでのステップを7段階に分けて解説します。

 

1.Facebookページでビジネスアカウントを作成する

先ほども述べた通り、InstagramはFacebookと同じ管理画面を使用します。

FacebookページとFacebookのビジネスアカウントを作成しましょう。

広告の管理画面にアクセスするためのビジネスマネージャーにアクセスできたら完了です。

 

2.FacebookページとInstagramアカウントを連携する

続いて、FacebookページとInstagramアカウントを連携します。

広告を配信するInstagramアカウントは、設定でプロアカウントに移行しておきます。プロアカウントの設定を進めているとFacebookログイン画面が表示されるため、先ほど作成したFacebookページのアカウントでログインします。

 

3.広告クリエイティブを準備する

実際に配信する広告の画像や動画、キャプション用のテキストを準備しましょう。

広告のフォーマットによって投稿できる画像のサイズや形式が異なりますので、一度確認することをおすすめします。基本的には、1,080×1,080、もしくは1,960×1,080の画像サイズが一般的です。

 

4.キャンペーンや広告セットを作成する

ビジネスマネージャーから広告マネージャーにアクセスし、キャンペーンや広告セットの設定を行います。目的や予算もここで設定することになるので、予め決めておくことをおすすめします。項目のほとんどは後から変更できるので、安心して設定を進めてください。

 

5.広告を入稿する

広告セットまで設定できたら、広告の入稿です。

ステップ3で用意しておいたクリエイティブを入稿しましょう。キャンペーンや広告セットも同様ですが、設定画面右下の「公開」ボタンをクリックするまで下書き状態なので、設定が完了したら忘れずに公開してください。

また、最終確認が完了するまでキャンペーンもしくは広告セットレベルで配信をオフにしておきましょう。

 

6.支払い方法を設定する

ビジネス設定の画面に戻り、支払い方法の設定を行います。

クレジットカード、デビットカード、PayPalの登録が可能です。

 

7.広告を掲載する

最終確認が完了したら、ステップ5でオフにしておいた配信設定をオンにし、配信を開始しましょう。

 

Instagram広告で成果を出すためにやるべきこと

Instagram広告で成果を出すために重要なポイントを解説します。

 

ターゲットとゴールを明確にする

どんな広告でも同様ですが、まずターゲットとゴールを明確にすることが重要です。

ターゲットを絞り込み、具体的なユーザー像を想定することで刺さりやすい訴求となります。年齢性別から、職業、家族構成、いつInstagramを利用しているか、Instagramで何をしているかなど詳細にイメージしましょう。

また広告のゴールについては、広告を見たユーザーにどんなアクションを起こしてほしいのかを明確にします。問い合わせをしてほしいのか、商品を購入してほしいのかなど、広告によってアクションを促せるかが重要です。

 

インスタ映えする質の高い広告を作成する

Instagramは画像や動画などビジュアルで訴求する媒体です。通常の投稿も質が高いものが多いため、その中に馴染み、かつ目を引くことができる広告を作成することが重要です。

広告においても、インスタ映えを意識して作成しましょう

 

配信面に合わせた広告を作成する

Instagramは配信面がいくつもあるため、可能であればそれぞれの配信面に合わせた広告を作成しましょう。

タイムラインとストーリーズでは、ユーザーの利用目的や通常の投稿の特徴が異なります。ターゲットの行動傾向に合わせて、配信面ごとに広告クリエイティブを工夫することでより効果的な広告となります。

 

「モノ」ではなく、「コト」を請求する

商品やサービスの特徴だけをアピールするのではなく、その商品を使ったことによりどうなるのかなど未来のビジョンを訴求することも重要です。

たとえば「しわやシミに効果的な化粧水」ではなく「この化粧水を使ったことで旦那にほめられた、彼氏ができた」など、こうなりたいというターゲットの理想に訴えることがポイントです。

 

【よくある質問】Instagram広告に関するQ&A

最後にInstagram広告に関するよくある質問にお答えします。

 

Instagram広告の最低出稿金額は?

Instagram広告の1日の最低出稿金額は1$(日本円で100円前後)です。

ただ、少なすぎると機械学習が進まず、成果が出るまで時間がかかります。広告にかけられる予算や成果目標から逆算し、1日の出稿金額を決めましょう。

 

フォロワーがいないと成果は出ないの?

フォロワーがいなくても成果を出すことは可能です。

フォロワーが多くいる方がアカウント自体の信頼性は高まりますが、広告の成果にはターゲティングの設定とターゲットにマッチした広告クリエイティブが重要です。

 

Instagram広告にハッシュタグはつけるべき?

Instagram広告にハッシュタグは必須ではありません。

認知度を上げたい時や多くの人に見てもらいたい場合には、ハッシュタグをつけてテストしてみても良いかもしれません。

 

facebookのアカウントがなくても広告は出せる?

Instagram広告を配信するためには、Facebookの広告アカウントが必要です。そのほか、広告マネージャー、Facebookページ、Instagramプロアカウントが必要になるので準備しておきましょう。

 

まとめ

本記事では、Instagram広告の特徴やメリットから、広告の出し方までご紹介しました。

Instagram広告では、コンテンツの質が重要ですが、デザイナーがいないなど内製化が難しい企業も多いのではないでしょうか?

コンテンツファクトリーでは、低コストで高品質のコンテンツを制作することができるため、Instagram広告への活用もおすすめです。是非一度相談してみてください。

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