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LP制作をAIで効率化!おすすめの生成AIツールとデメリットを解説

LP(ランディングページ)は、広告やSNSからの流入を売上や問い合わせにつなげる「要」のページです。

 

一方で、構成設計・コピーライティング・デザイン・コーディング・検証と、制作には多くの工数と専門スキルが必要になり、内製も外注も負担が大きくなりがちです。

 

そこで近年注目されているのが、LP制作をサポートできる生成AIの活用です。構成案の自動生成やテキスト・画像の作成、ABテスト案の提案まで、うまく使えば制作スピードと品質を同時に引き上げることができます。

 

本記事では、LP制作にAIを取り入れるメリット・デメリット、導入時の注意点に加え、国内外で利用されているLP制作に活用できるAIツールを紹介いたします。

 

LPの基本的な特徴やメリット・デメリット、制作や運用の考え方については、こちらで詳しく解説しています。

 

LP制作でAIを活用するメリット

LP制作にAIを取り入れる最大のメリットは、「速度・コスト・品質」の3つを同時に改善しやすい点です。

 

構成案や文章案をゼロから考える時間を削減できるだけでなく、過去のデータやベストプラクティスを踏まえた提案が得られるため、属人的な勘や経験に頼らない制作プロセスを構築しやすくなります

 

制作時間の短縮

AIを活用すれば、サービスのターゲットやキャッチコピー、各セクションの構成案といったアイデアを、短時間でまとめて出してもらうことができます。

 

従来であれば、ターゲット情報やセクション構成を1つひとつGoogleスライドやスプレッドシートに整理しながら、時間をかけて骨子を組み立てる必要がありました。

 

AIを使えば最終的な修正やブラッシュアップは必要なものの、「ある程度使える型」が最初から出てくるため、ゼロベースで考える時間を大きく削減できます。

 

弊社の事例でいうと、ワイヤーフレームの生成にAIが大きく貢献しています。

 

Figmaなどのデザインツールに慣れていない方が、白・グレーのシンプルなワイヤーを0から作ろうとすると、レイアウトを整えるだけで1〜2時間かかることも少なくありません。

 

そこで生成AIを活用し、たたき台となるワイヤーを自動生成することで、その工程を約30分程度まで短縮できるようになっています。

 

コストの削減

AIを活用することで、コピーライティングや構成案の初稿作成、画像ラフ案の生成など、これまで外部パートナーに依頼していた工程の一部を内製化しやすくなります。

 

その結果、制作会社に依頼するボリューム自体を絞り込み、企画や最終クリエイティブのブラッシュアップといった「本当に人が価値を出す部分」に予算を集中させることができます。

 

また、AIを活用したLP作成ツールを使えば、ノーコードでLPの構築・公開まで行えるため、エンジニア工数を大幅に削減しつつ、テキスト生成AIやレイアウト自動生成機能で制作時間を短縮できます。

 

こうしたツールをまとめて紹介しているLP作成AIの比較記事でも、少人数チームや中小企業が制作コストを抑えながらLPを量産するユースケースが多く取り上げられています。

 

なお、「どこまで内製化すれば、実際にどの程度コストを削減できるのか」を判断するには、従来のLP制作にかかる費用相場を把握しておくことが重要です。

 

制作会社に依頼した場合の構成・コピー・デザイン・実装それぞれの費用感や、AI活用によって削減しやすい工程については、LP制作費用の相場をまとめた記事で詳しく解説しています。

 

ヒューマンエラーを防ぐことができる

AIは、大量のデータから「抜け漏れ箇所」や「改善が必要な表現」を検出するのが得意で、LP制作におけるヒューマンエラーを一定程度防ぎやすくします。

 

例えば、重要な訴求ポイントの入れ忘れ、CTAボタンの配置ミス、スマホ版でのレイアウト崩れなど、人間だけで作業していると気づきにくいポイントも、AIのチェックを組み込むことで早い段階で発見しやすくなります。

 

また、誤字脱字や表記ゆれ、トーンの不一致といった細かな品質チェックにもAIは活用できます。

 

文章全体の文脈が成立しているか、抽象的すぎる表現や曖昧な言い回しがないかといった観点も自動で洗い出せるため、LP全体の一貫性や読みやすさを高めるのに役立ちます。

 

弊社でも自社サイトのLPにAIチェックを導入しており、

 

・原稿をデザインに落とし込んだ後の誤字脱字チェック

・初稿の文章に抽象的な表現やわかりづらい構成がないかの検証

 

などで活用しています。

 

これにより、公開前の修正工数が大きく減り、品質を担保しながらスピーディに制作を進められる体制を整えられています。

 

LP制作でAIを活用するデメリット

一方で、AIを導入すればすべてが解決するわけではありません。

 

使う人の能力で成果が大きく変わることや、情報の信頼性・ブランドらしさの担保など、人間側のコントロールが不可欠なポイントも多く存在します。ここでは、代表的なデメリット・注意点を解説します。

 

使い方によっては、ありきたりなコンテンツに出来上がる

生成AIは、過去の大量データから「それらしい」テキストやデザイン案を生成するため、そのまま使うとどこかで見たことのある、平均的なLPになってしまいがちです。

 

とくに、ベネフィットや特徴の表現が一般論に寄りすぎると、競合との違いが見えない「テンプレLP」になり、広告費をかけても成果につながらないリスクがあります。

 

AIに任せきりにせず、自社の強み・顧客のインサイト・既存顧客の声など、「そのブランドならでは」の要素をしっかりインプットし、出力された案を人間が編集・肉付けすることが重要です。

 

信憑性が低いコンテンツを作る場合がある

AIの文章をそのまま使うと、一見もっともらしく見えますが、よく読み込むと 横文字が過剰だったり、例え話が的外れだったりして、ターゲットにとって分かりづらい内容になることがあります。

 

そのため、LPでも「伝わりやすい言葉になっているか」を人の目で必ずチェックする必要があります。

 

弊社でも記事制作ではAIを一部活用していますが、最終的には監修者が確認し、内容の正確性や読みやすさを担保しています。

 

LP制作でも同様に、第3者チェックを入れながら、ターゲットにきちんと伝わる表現になっているかを丁寧に調整しています。

 

※下記は記事制作での弊社の監修体制です。

 

使う人の経験に依存してしまう

AIツールを最大限に活用するには、ある程度のLPの理解とマーケティングの基礎知識が必要です。

 

誰でも簡単に使えるとされるツールでも、使い方によっては、結果の品質は大きく変わります。

 

また、LPの目的やターゲット像への理解が浅いと、「見た目は整っているが、成果につながらないLP」が量産されてしまうリスクもあります。

 

AIはあくまで補助輪であり、最終的な成果は 戦略設計・商材理解・読み手理解 を担う人のスキルに左右される点は押さえておくべきです。

 

LP制作に役立つ生成AIツール

ここからは、LP制作に役立つ代表的なAIツールを紹介します。

 

生成AIは、LP制作のすべてを自動化するものではなく、「どの工程を、どこまでAIに任せるか」を見極めて使うことが重要です。

 

ChatGPT

ChatGPTは、LPの構成案作成・コピーライティングなど、テキスト周りの業務全般で活用しやすい生成AIです。

 

複雑な商材の説明整理や、キャッチコピーを複数パターン出したい場面では特に効果を発揮します。

 

実際、長い説明文を短く要点だけ残した表現へ変換したいときや、トーン別コピーを一気に生成したいときは大きな時短につながっています。

 

一方で、商材理解が浅い状態だと的外れなコピーが出たり、それっぽいだけのアウトプットになりやすいため、(1)商品情報・ターゲット・USPなどを詳細にインプットする、(2)LPの構成ごとの役割を指定する(3)出力を人間がリライトして精度を整える、という流れが不可欠です。

 

ABテスト用コピーの量産とも相性が良く、成果のよいパターンを学習に活かせる点も魅力です。

 

Canva

Canvaは、ノーコードでLPのデザインから公開まで行えるオンラインデザインツールです。

 

豊富なLPテンプレートやドラッグ&ドロップの編集機能に加え、「マジックスタジオ」などのAI機能を備えており、画像・動画・テキストを自動生成してLPの素材として活用できます。

 

無料プランでもLPの制作・公開が可能で、有料プランでは膨大なクリエイティブ素材や高度な生成AI機能が使えるため、「デザイナーがいないが、とりあえずLPを立ち上げたい」ケースで特に有効です。

 

一方で、レスポンシブ調整や細かなレイアウトの微修正には限界もあるため、重要なLPでは公開前に必ずスマホ表示を人の目でチェックし、必要に応じて調整することが推奨されます。

 

Canvaについてはこちら

 

Gemini

Geminiは、画像生成やUI構成などのビジュアル寄りのタスクと相性がよく、弊社では主に Nanobanana を用いたバナー画像の生成 や、LP制作におけるワイヤーフレーム作成 に活用しています。

 

特にバナー生成では、複数パターンの候補を短時間で出せるため、従来かかっていた選定工数が大幅に削減されました。

 

これにより、外注で1本5,000円ほど支払っていたバナー制作費も内製化でき、制作スピードとコストの両面でメリットを感じています。

 

また、ワイヤーフレーム制作でも大きな効果がありました。

 

筆者自身、デザインツール操作が得意ではなく、これまでワイヤー作成に半日ほどかかっていましたが、Geminiを活用することで 30分〜1時間程度でワイヤーまで到達できる ようになり、制作初期のスピードが圧倒的に向上しました。

 

構成案の自動生成とUI案の提示が同時に行えるため、クライアントとの初期認識合わせもスムーズに進められる点が実務上の大きな利点です。

 

Studio特化のサイト制作サービス「IRODORU」

弊社HubWorksが提供するStudio特化のサイト制作サービス「IRODORU」では、サービスサイト、ランディングページ、オウンドメディア、採用サイト、コーポレートサイトなど、幅広いWebサイト構築を支援しています。

 

弊社・株式会社HubWorksの「IRODORU」では、単に安価にLPを作るだけでなく、CVR向上を見据えたLPOや公開後の改善支援まで一貫してサポートしています。

 

IRODORUのサービス詳細に興味がある方は、以下のリンクよりサービスページをご覧のうえ、お問い合わせください。

 

IRODORU サービスサイトはこちら

執筆者:Hub Works 寺田

株式会社HubWorks マーケティング部 前職で、Webサイト改善に特化した企業にて約2年間勤務。 LP改善、ECサイトのUI/UX改善、ABテストの設計・実施など、導線最適化の実践経験を多数保有。 2025年より株式会社HubWorksに入社し、Web広告・SEOなどの集客領域を中心に、記事制作やAIシステム構築プロジェクトにも従事。

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