SEOに強いタイトルの付け方とは?作成手順とコツを6つ紹介!
記事を作成するときに、悩んでしまうポイントの1つがタイトルです。タイトルをどうやって考えればいいのか分からない、SEOに強いタイトルの付け方を知りたいといった方も多いのではないでしょうか。
本記事では、SEOに強いタイトルの付け方をご紹介します。実際にどのように作成すれば良いのか、手順も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
タイトルとは?
Webページのタイトルは、titleタグとも呼ばれます。そのページに何が記載されているのかが分かりやすくまとめられていることが一般的です。
タイトルは、ページの中に表示されるだけでなく、検索結果にも表示されます。ユーザーは、検索結果に表示されるタイトルで自分がほしい情報を得られるか判断し、アクセスするかどうかを決定します。
タイトルはHTMLソース上でも確認できます。titleタグともいわれるように、<title>と</title>に囲まれている文字列がタイトルです。
SEOとタイトルの関係
検索エンジンでの上位表示を目指すSEOにおいて、タイトルは重要な役割を持っています。検索エンジンは、検索キーワードとWebページの内容がマッチしているかを1つの判断基準にしています。
そのため、タイトルが検索意図と合致していること、検索キーワードが含まれていることが重要です。もちろん、タイトルがそのページの内容に沿っている必要があります。
ユーザーは、知りたい内容、解決したいことが含まれたページなのかを、検索結果の画面で瞬時に判断します。そのため、ポイントを抑えてタイトルを付けることで、よりアクセスされやすいページとなります。
タイトルの作成手順
では、実際にタイトルを作成してみましょう。ここでタイトルの作成手順を紹介します。
キーワードを入れる
まず、狙いたいキーワードを入れます。この記事は「SEO タイトル」というキーワードを使用したいため「SEO」と「タイトル」が含まれています。
また、できるだけタイトルの序盤に狙いたいキーワードを入れるようにしましょう。ユーザーが言語化したキーワードがそのまま入っているタイトルの方が見つけてもらいやすくなるためです。
サジェストキーワードを入れる
次に、サジェストキーワードを調査しましょう。サジェストキーワードとは、検索しようと入力したときに、自動的に表示されるキーワード候補です。実際に検索したり、キーワード調査のツールを用いたりして調査します。
サジェストキーワードが分かったら、タイトルに入れられるものがないか検討しましょう。ただし、記事の内容とタイトルに齟齬が生じないよう、記事内で触れている必要があります。
本記事では「SEO タイトル コツ」というサジェストキーワードから「コツ」を入れています。
キーワードを自然に繋げる
ここまで用意したキーワードを自然になるよう繋げましょう。この記事の場合「SEO」「タイトル」「コツ」の3つのキーワードを入れたいので、「SEOに強いタイトルの付け方とは?作成手順とコツを6つ紹介!」としました。
「SEOに強いタイトル」としていますが「SEOのタイトル」や「SEOタイトル」だと不自然な日本語であることがわかるでしょうか。
キーワードは、SEO・タイトルですが「SEOに強いタイトル」や「SEOに効果的なタイトル」の方が自然です。まずは文字数などを気にせず、できるだけ自然な日本語になるように考えてみましょう。
他の記事と違うポイントを入れる
他の記事と比較し、自社の記事ならではのポイントや特徴があれば入れましょう。たとえば、最新の情報が記載されているなら【20XX年最新】と入れたり、事例を紹介しているなら【事例あり】と入れたりするのが効果的です。
また【初心者必見】や【重要】などと、目を引く文言を入れるのも良いでしょう。墨付き括弧(【】)は、検索結果の限られた表現方法の中でより目立たせることができます。
ただし、括弧内の文字数が多すぎると逆効果です。あくまで補足的な短い文言であり、かつ読みたいと思ってもらえるような文言を入れるよう、工夫しましょう。
文字数のチェックをする
最後に、タイトルの文字数をチェックします。なるべく28〜32字程度に収めると良いでしょう。文字数が超過する場合には、キーワードを削除したり、助詞など不要部分を削ったりします。
ただし、削除しても意味の通じる自然な日本語でなければなりません。どのサジェストキーワードを削除するかは、記事内容とのマッチ度や検索ボリュームから判断しましょう。
削除したサジェストキーワードは、ディスクリプションに入れるのがおすすめです。ディスクリプションとは、検索結果でタイトルの下に表示される補足説明のことです。
SEOに強いタイトルの付け方コツ6選
では、ここからSEOに強いタイトルの付け方のコツを紹介します。6つのポイントを紹介しますので、考えたタイトルがコツを抑えられているか、1つずつチェックしてみてください。
1.文字数は28〜32字
タイトルの文字数は28〜32字程度が理想です。基本的にはこれを超えると、検索結果に表示されず、省略されてしまう部分が発生します。タイトルが省略されると、伝えたいことが伝えられなくなってしまうため、できるだけ28〜32字程度としましょう。
また、短すぎてもアクセス数が伸びにくい原因となります。検索結果に表示できる情報は限られており、読みたいと思ってもらうためには、限られた枠を最大限に活用することが重要です。キーワードを含め、何が書いてあるのかが伝わるように、文字数を調整しましょう。
2.ページ内容を表す
2つめのポイントは、ページに記載された内容を端的に表したタイトルにすることです。ページ内容が正確に表現されており、簡潔で分かりやすいタイトルになるよう心掛けましょう。
作成手順でも紹介しましたが、不自然な日本語のタイトルやキーワードを羅列しただけのタイトルでは、何が記載されたページなのかが分かりません。
検索したユーザーの目線に立ってチェックすることもポイントです。何を知りたくて検索したのか、どんな課題を解決したくて検索したのかを改めて考えましょう。検索意図に沿ったコンテンツが作成できていれば、検索意図を反映したタイトルがマッチするはずです。
3.検索ワードを含む
3つめは検索キーワードを含めることです。検索キーワードは、実際にユーザーが検索するキーワードであり、検索ボリュームなどを調査する必要があります。想定したキーワードが、実はあまり検索されていなかったり、違った表現で検索されていたりするためです。
Googleのキーワードプランナーを使えば、検索ボリュームの目安を知ることができます。詳しい検索ボリュームを知りたい場合には、専用ツールを活用しましょう。
また、作成手順でも紹介した通り、メインで狙いたいキーワードだけでなく、周辺のサジェストキーワードを含めることも効果的です。
サジェストキーワードは、そのキーワードを検索したユーザーが併せて知りたい内容となっていることが多いため、ページ内容と合致させてできるだけ含めるようにしましょう。
4.キーワードは前半に入れる
メインキーワードなど、重要なキーワードはタイトルの前半に入れましょう。タイトルは冒頭の方が読まれやすいためです。また、後半に入れてしまうと、文字数の関係上、省略されてしまう可能性もあります。
実際に何かキーワードを検索してみると人は自然とタイトルの前半をチェックする傾向にあります。また、自分が検索したキーワードを目で追っている人が多いです検索キーワードを前半に含めたタイトルを設定しましょう。
5.記号・数字を入れる
タイトルには、記号や数字を入れることも効果的です。作成手順でも紹介しましたが、特に墨付き括弧(【】)はよく使われる記号です。
ただし、墨付き括弧は1つのタイトルにつき、1つまでに留めるようにしましょう。目立たせたい一箇所にのみ使用するのが効果的です。
数字はタイトルをより分かりやすくし、興味を引くことができます。本記事のタイトルには「コツを6つ紹介」と入れています。「コツを紹介」とするより、目を引き、読みたくさせることができます。
また「売上を3倍にした方法」などと具体的数字を入れることで「売上を上げた方法」とするより魅力的です。ただし、数字は根拠があること、記事内容と合致していることが必要です。
6.パワーワードを入れる
パワーワードとは、ついクリックしたくなるような、インパクトのある言葉のことです。タイトルにパワーワードを含めることで、クリック率の向上が期待できます。
例えば「20XX年最新」「必見」「もったいない」「〇倍/〇%UP(具体的数字を記載)」などがパワーワードです。ただし、パワーワードを使う際には、誇張しすぎず、ページ内容とマッチしているか確認しなければなりません。
パワーワードが思いつかない場合には、競合記事のタイトルを見てみたり、パワーワードを調べてみたりしてヒントを得ましょう。日頃からアンテナを張っておき、記事タイトルや広告などを観察し、自身のパワーワードを蓄積しておくのもおすすめです。
まとめ
本記事では、SEOに効果的なタイトルの付け方を紹介しました。検索結果で上位表示され、クリックされるためには、検索意図とページ内容とマッチしたタイトルにすることが重要です。
紹介した手順に沿って作成し、コツを抑えられているかチェックすれば、SEOに強いタイトルが付けられるはずです。本記事を参考に、魅力的なタイトルを考えてみてください。
株式会社HubWorks マーケティング部 2021年よりインターネット広告代理店に入社し、月間数億規模の広告運用を経験。 2022年に株式会社Hub Worksに入社しマーケティング担当者として、ウェブ広告やSEOなどの集客、 記事やホワイトペーパー作成などのコンテンツ制作業務に従事。