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動画制作をフリーランス(個人事業主)に依頼した場合の費用相場は?

動画制作 相場 フリーランス_アイキャッチ

自社に動画制作のノウハウや予算がない場合、作業をフリーランス(個人事業主)に依頼する企業もあります。外注する上で、押さえておきたいポイントのひとつが費用相場です。

 

この記事では、フリーランスに動画制作を依頼したときの費用相場や外注するメリットを紹介します。動画にも数多くの種類があるため、それぞれに分けて説明しましょう。

 

【動画制作全体】フリーランスに外注した際の費用相場

動画制作 相場 フリーランス ノートパソコンが載った机

フリーランスに外注するときは、どの作業を依頼するかを決める必要があります。動画制作の基本的な構成は次のとおりです。

 

・企画
・構成
・撮影
・編集

 

全ての作業を依頼するケースと編集のみを依頼するケースの費用相場を比べましょう。

 

企画+構成+編集など一式依頼した際の費用相場

動画制作を「企画+構成+撮影+編集」で依頼する場合、費用相場は50,000〜150,000円です。企画や構成もフリーランス側で対応すると、日数もある程度かかります。ターゲットを定めつつ、企業の魅力を伝えるには、慎重に内容を考えなければなりません。

 

動画の良し悪しにも影響を与えるため、フリーランス側の責任も重くなります。また、一式を担当できる人は、専門的なスキルを持っている場合がほとんどです。費用は多少かかるものの自社にノウハウがないのであれば、一式依頼を検討しましょう。

 

編集のみ依頼した際の費用相場

編集のみを依頼した際の費用相場は、5,000〜30,000円です。費用の中には、テロップの挿入や効果音の設定など基本的な作業の料金が含まれていることがほとんどです。出費を抑えたいのであれば編集のみを依頼し、企画や構成は自社で取り組むと良いでしょう。

 

約10分の動画を編集するだけでも、編集内容によっては8時間程度かかることもあります。そのため、1日に対応できる動画の本数は、多くても1本前後だと押さえてください。外注先と相談しつつ、金額を提示してもらった上で検討するといいでしょう。

 

【動画の種類別】フリーランスに外注した際の費用相場

動画制作 相場 フリーランス 動画を撮影するカメラ

次に、フリーランスに外注した際の費用相場を種類別で紹介します。

 

・インタビュー動画
・企業紹介動画
・商品やサービス紹介動画
・セミナーやイベント動画
・YouTube
・TikTokやInstagramリール用動画

 

動画制作の方向性を決める際の参考にしてください。

本記事では企画から編集まで制作全体を依頼した想定の費用を記載します。

 

インタビュー動画

インタビュー動画をフリーランスに依頼するときの費用相場は、約50,000〜100,000円です。通常インタビュー動画を撮影するには、インタビュアーとアシスタント、カメラマンを最低限揃えなければなりません。 しかしフリーランスの場合は、これらの作業を一人で行うことも多くあります。複数人で対応する制作会社と比べれば、人件費が少ないため費用を抑えられるのです。

 

ただし依頼先がフリーランスの場合でも、インタビュー対象者が増えたり、機材やスタッフを増やしたりすると金額も高くなります。

 

企業紹介動画

企業紹介動画はフリーランスへの依頼であっても費用相場は、約150,000円程度かかります。企画、撮影、編集ともに技術と経験が必要な企業紹介動画の制作は、難易度の高さから制作できるワーカーは限られるでしょう。フリーランス側にも大きな責任が伴うため、費用も高くなりやすいです。

 

また、企業紹介動画のスタイルによっても、金額は細かく変動します。インタビュー形式の動画を撮影するか、仕事風景やその他社内の雰囲気のみ撮影する動画にするかなどとスタイルを決めましょう。

 

商品やサービス紹介動画

商品やサービス紹介動画の制作をフリーランスに依頼する場合、約200,000〜500,000円の費用がかかります。動画を見た人に商品やサービスの魅力を伝えなければならず、担当するフリーランスには柔軟なアイデアが求められます。ワーカー選定の際は経験や実績も兼ねて判断するといいでしょう。

 

商品やサービス紹介動画は、効果音やエフェクト、アニメーションを取り入れることも多いです。ワーカーが性能の高い編集ソフトや機材を使っていれば、金額が高くなることもあります。

 

セミナーやイベント動画

フリーランスにセミナーやイベント動画の依頼をするときは、約150,000〜500,000円が費用相場です。セミナーやイベントの魅力を伝えるには、基本的に機材が多めに必要になります。長時間の撮影となり、さまざまな角度から現場の様子を映す必要があるためです。

 

仮に参加者が数百人を超える規模の場合、フリーランス側の仕事量も多くなります。1日がかりの映像を編集すれば、負担も大きくなるでしょう。したがって、比較的安価で受注してくれるフリーランスに依頼しても、金額は高くなる傾向があります。また企業紹介動画と同様に、対応できるワーカーも限られるでしょう。

 

YouTube

YouTubeの動画制作をフリーランスに依頼した場合は、費用相場が約50,000〜300,000円とされています。ただしYouTube動画は編集のみを依頼するケースも多く、その場合は5,000円〜10,000円程度で済むこともあります。

 

YouTubeで動画配信する目的には、主に2種類考えられます。ひとつは単にYouTubeチャンネルへコンテンツとしてアップすること、もうひとつはアップした動画を広告として配信することです。

YouTube広告用の動画を制作する場合は専門的なスキルが求められるため、制作の実績に加えてマーケティングの知識や広告運用経験があるワーカーを探すと良いでしょう。

 

TikTokやInstagramリール用動画

TikTok(最長10分)やInstagramのリール用動画(最長90秒の縦長の動画)制作を依頼するときは、約5,000〜20,000円が費用相場です。

 

動画時間が短いため、他の種類と比べて作業の負担は軽減されます。そのため、費用も比較的安くなるのが特徴です。作業時間も短くなりやすい点から、多くのフリーランスが対応できます。

 

クオリティを重視するのであれば、インフルエンサーへの依頼も選択肢のひとつです。費用は高くなるものの、より高品質な動画が完成しやすくなります。

 

動画制作をフリーランスに外注するメリット 

動画制作 相場 フリーランス ノートパソコン

動画制作を外注する際、フリーランスと制作会社のどちらを選ぶかで迷う企業もあるでしょう。それぞれに強みがあるため、上手く比較することが大切です。ここでは、フリーランスを選ぶメリットについて紹介しましょう。

 

動画制作会社や広告代理店よりも費用が安い

フリーランスに依頼するメリットは、費用を比較的安く設定できる点です。動画制作会社や広告代理店に依頼すると、これまで多くの経験を培ったプロが基本的に対応します。ノウハウのある社員が複数人で作業に取り掛かるため、人件費も高くなるのが基本です。

 

一方で、フリーランスの場合は駆け出しの人も一定数います。そのため、基本的な単価は動画制作会社や広告代理店より高くありません。個人で仕事に対応するため、人件費も比較的抑えられます。

 

ただし先述したように企業紹介動画やセミナー・イベント動画などスキルと経験が必要な動画の場合、フリーランスであっても企業とさほど変わらない金額が必要です。動画の種類によっては「費用が安い」にあてはまらないこともあるので覚えておきましょう。

 

他にも、相談しながら具体的な金額を決められる点も、フリーランスならではの強みです。企業であれば、あらかじめパッケージとして金額が設定されているところも少なくありません。フリーランスの方が、状況に応じて細かく費用を調整できます。

 

ワーカーによっては土日対応しているため納品が早い場合がある

フリーランスは、基本的には自由に稼働日を決められるスタイルです。ワーカーによっては、当然のように土日対応してくれる人もいます。したがって、動画の納品が早くなりやすい点も強みのひとつです。

 

企業の場合、土日や祝日を休みにしているところがほとんどです。稼働日が比較的少ないため、フリーランスよりも仕事の進捗スピードが遅くなるケースも考えられます。早めに動画を配信したいのであれば、フリーランスへの依頼を検討してください。

 

無論、土日対応できるか否かは人によって異なります。フリーランスの中でも、しっかりと休日を設ける人もいるでしょう。相談するときは、あらかじめ週にどのくらい稼働しているかを確認した方が賢明です。

 

企業よりも融通がききやすい

フリーランスは、企業より融通がききやすい強みもあります。上述したとおり、企業の場合はサービスがパッケージ化されているケースも少なくありません。一方で、フリーランスであれば、相手に合わせながら依頼する範囲を柔軟に設定できます。

 

大体の編集は自社で対応しつつ、字幕のみを任せてもいいでしょう。できるところまで自社で担当することで、費用の節約にも繋がります。フリーランスに外注する際には、社内で不足している要素をあらかじめ確認しましょう。

 

また、作業人数の多い企業では、納期の調整が難しくなります。フリーランスは、企業よりもスケジュールを調整しやすい点もメリットのひとつです。とはいえ、相手にも予定があるため、スケジュールの変更は最小限に抑えてください。

 

動画制作をフリーランスに依頼する際のポイント 

動画制作 相場 フリーランス ノートパソコンを使用して打ち合わせ

動画制作の業界には、数々のフリーランスが存在します。しかしクラウドソーシングなどのプロフィールページだけでは情報量が少なく、はじめのうちは誰に頼めば良いか迷うでしょう。ここでは、フリーランスに依頼する際のポイントをまとめます。信頼できる相手を入念に探しましょう。

 

実績を確認する

フリーランスを選ぶ上では、入念に実績を確認しなければなりません。依頼する前にこれまでどのような動画制作に携わったかを質問するといいでしょう。可能であれば、相手が手がけた動画を見せてもらった方が良いです。

 

実績を確認する際には、どの業務を担当したことがあるかも聞いてください。中には、依頼したい業務を経験していない方もいるかもしれません。業務の進捗スピードにも影響が出るため、担当できる範囲を細かくチェックしましょう。

 

ビジネスパーソンとして信頼できそうか確認する

契約を結ぶにあたって、ワーカーの人柄も確認した方がいい要素のひとつです。相手のスキルだけを見るのではなく、信頼できる人物かを確かめなければなりません。責任感のないフリーランスに依頼すると、納期内に提出されないなどとトラブルが生じる恐れもあります。

 

連絡を取り合う際には、相手のレスポンスの早さに目を向けてください。レスポンスが遅い場合、スムーズに進捗状況を確認できないため仕事にも支障が出ます。

 

加えて、相手と直接会話して人間性を判断する場合は、オンライン面談ツールを取り入れるのも方法のひとつです。

 

事前に動画制作の目的を明確にする

企業に依頼する際にも同様のことがいえますが、事前に動画制作の目的を明確にするのも重要です。

 

例えば、撮影した動画の見栄えを良くしたい場合には、デザイン性に富んだ動画を得意とするワーカーが向いています。目的を明確にしておけば、依頼したい内容や求める人物像を定められます。

 

ただし、動画制作後の運用まで対応できるフリーランスは多くありません。広告やコンサルティングも任せたいのであれば、環境や人材が整っている企業への依頼がおすすめです。

 

フリーランスのワーカーを見つけられるサービスサイト 

動画制作 相場 フリーランス ノートパソコンとスマートフォン

フリーランスのワーカーを見つけるには、以下のサービスサイトをおすすめします。

 

・スキルシェアマーケット
・クラウドソーシング
・SNS

 

利用する際には、各サービスサイトの強みを把握することが大切です。それぞれの特徴について詳しく紹介しましょう。

 

「Coconala」「SKIMA」などのスキルシェアマーケット

スキルシェアマーケットとは、フリーランスや企業がスキルを自由に売買できるサービスサイトです。主な例として「Coconala」や「SKIMA」が挙げられます。動画制作ができるフリーランスを探し、提示された見積もりを確認してから取引しましょう。

 

「Coconala」と「SKIMA」は、両方とも前払い制です。先にサービスサイト側へお金を支払い、無事に取引が完了したらフリーランスに振り込まれます。たとえ納期前に連絡が取れなくなっても、支払った額は返金されるため心配いりません。

 

スキルシェアマーケットの強みは、数多くの個性豊かなフリーランスから自由に選べる点です。評価や実績も参考にしながら、自社と相性の良い人物を探しましょう。

 

「ランサーズ」「クラウドワークス」などのクラウドソーシング

「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのクラウドソーシングも、フリーランス探しにはおすすめです。スキルシェアマーケットとは異なり、仕事を依頼する企業がサイト内で募集します。依頼内容を見たフリーランスが応募し、契約に進みます。

 

動画制作の業務であれば、プロジェクト形式を選ぶのが一般的です。プロジェクト形式では多くのフリーランスに募集をかけ、特にふさわしいと感じた人材を自社で選びます。報酬を仮払い(前払い)としてクラウドソーシングに支払い、納品後に相手へ振り込む流れです。

 

クラウドソーシングの強みとして、自社で自由に依頼内容や報酬を設定できる点が挙げられます。応募があまり集まらない場合は、条件を見直すといいでしょう。

 

その他SNSなど

スキルシェアマーケットやクラウドソーシング以外にも、SNSでフリーランスを募集する方法もあります。クラウドソーシングよりも手軽に探せる点が魅力です。SNSの中でも、以下のサービスが主に使われます。

 

・Twitter
・Instagram

 

幅広く募集をかける方法としては、Twitterが積極的に用いられます。Twitterの強みは拡散力です。「#(ハッシュタグ)」を使えば、フリーランスも投稿を見つけやすくなります。気になる人物がいたら、積極的にフォローするといいでしょう。

 

Instagramも活用すれば、フリーランス選びの幅も広がります。「動画制作」とInstagramで検索をかけてみましょう。数々のアカウントが表示されるため、その中から選ぶのも方法のひとつです。

 

動画制作なら「コンテンツファクトリー」もおすすめ 

動画制作 相場 フリーランス コンテンツファクトリー

動画制作を依頼するには、株式会社ハブワークスの「コンテンツファクトリー」もおすすめです。仕事を依頼する場合、少なからず費用を抑えたいと思うでしょう。ただし、信頼できるフリーランスを見つけることは簡単ではありません。

 

費用を抑えたい企業向けに「コンテンツファクトリー」では、動画制作を低価格で提供しています。動画制作1本につき、2021年の費用は平均4万円(編集のみのケースと撮影込みのケースを合わせて)でした。

 

単純に業務を仕組み化するのではなく、経験豊富なディレクターを割り当てて対応しています。そのため、クオリティの高い動画制作を提供できる点も強みです。出費を抑えつつ、品質の高い動画をつくりたい場合は、株式会社ハブワークスまでお問い合わせください。

 

まとめ 

動画制作 相場 フリーランス カメラを持つ

動画制作をフリーランスに依頼するときの費用相場は、一般的に専門企業よりも安くなる傾向があります。具体的には、依頼内容や動画の種類によって細かく異なります。積極的にコミュニケーションを取り、費用について確認しましょう。

 

特に重要なポイントは、相手の実績や相性を入念に確認することです。数々のサービスサイトも活用しながら幅広くフリーランスを探すといいでしょう。

 

費用面とクオリティ面の双方を重視する場合には「コンテンツファクトリー」もおすすめです。 まずはお気軽にお問い合わせください。

 

以下の動画でもコンテンツファクトリーについて詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。

 

 

執筆者:Hub Works 鈴木

株式会社HubWorks マーケティング部 2021年よりインターネット広告代理店に入社し、月間数億規模の広告運用を経験。 2022年に株式会社Hub Worksに入社しマーケティング担当者として、ウェブ広告やSEOなどの集客、 記事やホワイトペーパー作成などのコンテンツ制作業務に従事。

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