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Googleトレンドとは?5つの機能の使い方と活用方法を詳しく解説

ユーザーが求める情報を調べることは、マーケティングをする上でとても重要です。マーケティングを始めようとしている企業や、マーケティング担当者の方はユーザーのニーズ調査に時間が割かれてしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで皆さんに知っていただきたいツールが「Googleトレンド」です。

本記事ではGoogleトレンドの使い方はもちろん、詳しい機能や活用方法など、詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

 

Googleトレンドとは検索キーワードの推移が見れるツール

Googleトレンドとは「検索キーワードのボリューム推移が確認できるツール」で、Google社が提供しています。世界最大の検索エンジンGoogleで使用された検索キーワードを、過去1時間~最大5年前まで確認できます。
さらに、無料かつアカウント登録不要で使用できるため、多くのマーケティング事業者が使用しています。

リアルタイムに正確な情報収集ができるGoogleトレンドを活用することで、現在のユーザーニーズにあったコンテンツの制作ができるようになるでしょう。

 

GoogleトレンドとGoogleキーワードプランナーの違いは?

キーワードプランナー

Googleトレンドと混合されやすいツールで「Googleキーワードプランナー」があります。Googleトレンドはあくまで特定のキーワードが検索されたボリュームの推移を確認できるものです。先述したように登録も不要で費用もかかりません。

その一方でGoogleキーワードプランナーは、アカウント登録が必要です。Googleキーワードプランナーでは、Google広告(GDN)で出稿している別会社(競合)の強さを確認できたり、CPCと呼ばれる広告のクリック単価を確認することが可能です。

さらに、関連キーワードが確認できたり、月間検索ボリュームを正確な数値で確認(Google広告の出稿が条件)することもできます。

そのため、Googleを介した広告出稿や、より細かく検索数などを見たい場合に活用されています。

キーワードプランナーは、無料で使えるツールですが、広告出稿をしていない場合は、検索数が四捨五入されて算出されるため注意しましょう。

 

Googleトレンドの5つの機能と使い方をチェック!

では、Googleトレンドの主な機能を5つ紹介していきます。使い方もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

調べる:キーワードの検索数の推移を見る

「調べる」では、人気度という指標でグラフが表示され、検索をかけた期間で一番需要の高い時期を100としたグラフになっています。
さらに、地域によっての比較や、類似キーワード同士で比較することも可能です。そのため「需要度の高い時期」「キーワード同士の需要度比較」「地域によっての需要度」を比較でき、キーワード選定やコンテンツ作成に活用できます。

 

「調べる」の使い方

左上にあるメニューアイコンをクリックすると「調べる」という項目が出てきます。クリックし、調べたいキーワードを検索すると、対象キーワードの検索回数推移がグラフで確認可能です。

 

急上昇キーワード:過去24時間以内のトレンドを知る

「毎日の検索トレンド」では、トレンド入りしているキーワードの検索数や、関連記事を確認できます。また「リアルタイム検索トレンド」では、検索インタレスト(期間中の総検索数に対する割合)や関連ニュース、関連キーワードなどが確認可能です。
そのため、速報性が重要な場合や、旬なコンテンツ作成をしたい場合に活用できます。興味のある方は、TwitterやYahooリアルタイム検索でトレンドとなっているワードを調べてみるとよいでしょう。

 

「急上昇キーワード」の使い方

左上にあるメニューアイコンをクリックすると「急上昇ワード」という項目が出てきます。ここでは以下のような細かい指定ができます。

・日の検索トレンド
・リアルタイムの検索トレンド
・国

上記を指定すると、検索数や関連ニュースを確認することが可能です。
毎日の検索トレンドではその日ごとのトレンド、リアルタイム検索トレンドでは、1時間ごとに更新される現在から24時間以内のトレンドを確認できます。

Years in Search:検索で振り返る:年別の検索数ランキングを見る

「Years in Search:検索で振り返る」では、前年比で検索数が増えたキーワードが、ランキングで表示されます。人気のキーワードでも、前年比で検索数が増えていなければ、ランキングに掲載されない場合もあります。1年という長期間で、注目度の高かったキーワードを確認したい場合に役立ちます。

 

「Years in Search:検索で振り返る」の使い方

左上のメニューアイコンをクリックすると「Years in Search:検索で振り返る」という項目が出てきます。クリックし、右上のプルダウンで年代を指定、青文字部分で国を指定すると、各ジャンルごとにランキング形式でキーワードを確認することが可能です。

 

登録:特定のキーワードの最新情報を通知する

「登録」では、運用する上で知っておきたいキーワードや、急上昇ワードなどの最新情報の通知設定ができます。そのため、自社や担当するマーケティング部門に関係するキーワードを設定することで、最新情報を逃さず確認できます。通知頻度も設定できるので、ぜひ活用してみてください。

「登録」の使い方

左上のメニューアイコンをクリックすると「登録」という項目が出てきます。クリックし、右下の青いプラスマークからトピックを指定し、気になるキーワードを登録してください。すると、Googleのメールアドレス宛に最新情報を通知してくれます。(Googleアカウントのログイン必須。ない場合はGoogleアカウントの作成が必要)

 

最新の記事とインサイト:記事に活用できる詳細データを表示

「最新の記事とインサイト」では、Googleトレンド内でどのような記事に興味を持たれているのか、またどのようなデータが見られているのか、詳細を確認することができます。そのため、記事やコンテンツを作成する際に、注目度の高い最新の記事とデータを一度に収集することができます。

 

「最新の記事とインサイト」の使い方

Googleトレンドのトップページから、下にスクロールすると「最新の記事とインサイト」が表示されます。その部分の「もっと見る」をクリックすると、詳細を確認することが可能です。

 

Googleトレンドでの数値は0〜100で表される

Googleトレンドの数値は、実際の検索回数ではなく、調査対象の期間で一番需要の高い時期を100としたグラフになっています。例えば、40になっている時期があった場合、一番需要の高い時期の40%の数値になっているということです。

このように、実際の検索回数ではなく、パーセンテージで表示されていることを頭に入れ、確認するようにしてください。

 

Googleトレンドの活用はブログやメディアの運用に欠かせない

 

リアルタイムでユーザーの知りたいキーワードや検索動向を正確に知ることはビジネスを成功させるためにも重要です。その上でGoogleトレンドは大変便利だとご理解いただけたと思います。ブログやメディア運用で活用すれば効率的な運用ができるようになるので欠かせないツールといえます。下記で具体的な活用方法や活用場面を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

活用法①トレンド性の高いキーワードでコンテンツを作成する

Googleトレンドの「急上昇ワード」を活用すれば、リアルタイムでどんなキーワードの検索数が上がっているのか、一目で確認ができます。また、直近で注目が集まっているワードは、競合がコンテンツを作成していない場合も考えられます。
そのため、新しく注目されているキーワードを盛り込みコンテンツを素早く作成することで、ブログやメディアへの流入を増やせる可能性があります。

 

活用法②検索数の推移によって対策を練る

Googleトレンドでは、キーワードごとに最短1時間~年単位で、過去の検索推移を確認できます。長期的な需要を確認することにより、事前対策を練ることもできるでしょう。
例えば対象キーワードが、季節的な要因で需要が変わる場合、高需要な時期に備えて、リライト(評価されるコンテンツに書き換える)するなど対策をとるのがおすすめです。

リライトをする際は、検索需要が高まっているキーワードを盛り込むのがポイントです。以前は需要が高かったが、減少傾向にあるキーワード等は除外し、反対に需要が増えているキーワードを盛り込むようにしましょう。

 

活用法③関連トピックと関連キーワードで行動を探る

「調べる」にてキーワードを検索すると「関連トピック・関連キーワード」という欄も表示されます。この「関連トピック・関連キーワード」とは、対象のキーワードと一緒に検索されているトピック・キーワードです。ユーザーの検索動向や、インサイトを写し出している部分なので、コンテンツ作成時はチェックするようにしてください。

 

活用法④キーワードの比較で需要の有無を知る

Googleトレンドでは、複数のキーワードの検索推移を同時に確認することもできます。そのため、コンテンツ作成時に、どのようなキーワードを盛り込むか比較検討が可能です。
類似キーワードのトレンド性を確認し、よりトレンド性の高いキーワードでコンテンツを作成すれば、より多くのユーザーを集客できるでしょう。

 

活用法⑤地域に基づいたSEO対策を練る

「調べる」にてキーワードを検索すると「地域で比較した内訳」という欄も表示されます。この「地域で比較した内訳」では、対象キーワードがどの地域で需要が高いかを確認できます。
地域別でコンテンツに変化を起こしたい場合や地域に根ざしたメディアの場合、各地域で需要の高いキーワードを盛り込むことで、よりユーザー流入を狙えます。

 

Googleトレンド以外にブログ・メディア運用に役立つサービスは?

次に、Googleトレンド以外に役立つサービスや、ツールをご紹介します。ブログやメディア運営が初めての方や、更に運用の効率をアップさせたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

 

ライティングの下敷きに使えるメモツール

ブログやメディアでのコンテンツ執筆に欠かせないのが「メモツール」です。
ライティングする際、ブログやメディアのソフト内に直で執筆されている方も多いのではないでしょうか。

直で執筆したほうが時短になりますが、執筆途中のコンテンツを誤って公開してしまったり、編集対象ではない記事をリライトしてしまうなど、ミスを起こす可能性があります。

こうしたミスを防ぐためにもPCやスマートフォンを同期できるメモツールや、見出しなどで仕訳ができる便利なメモツールを活用することがおすすめです。

 

サムネイル画像の作成に使える画像制作ツール

自社や個人で執筆を行う場合、コンテンツ内の画像作成も必要になるでしょう。アイキャッチ画像の作成や図の作成、画像のリサイズなどコンテンツによって必要になる場面は多数あります。
そういった場合に便利なのが、無料で使用できる画像制作ツールです。有料のものも多いですが、コンテンツ内への挿入であれば無料で事足りる場合が多いので、無料ツールはダウンロードしておきましょう。

 

自社で工数が割けないときにはコンテンツ制作サービスもおすすめ

コンテンツ作成では、キーワードの選定から構成作成、執筆、画像編集など多岐に渡る業務が存在するため、自社のみで工数をまかなうのは難しい…と思っている担当者も多いのではないでしょうか。そういった場合は「コンテンツ制作サービス」に外注するのも良いでしょう。
外注することで費用はかかりますが、リソースを割かずにクオリティの高いコンテンツ作成が可能です。

 

コンテンツ制作ならまるっと「コンテンツファクトリー」におまかせ

コンテンツ制作を外注しようとお考えの方は、ぜひ「コンテンツファクトリー」に一度ご相談ください。
徹底したマニュアル化で、クリエイティブな領域を「ローコスト・スピーディ」に対応します。独自のシステムと専門チームが担当することで、もちろん質もしっかり担保できるのが特徴です。
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