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UU(ユニークユーザー)数を調べるには?PV数との違いも解説

UU数という言葉をご存じでしょうか。

UUの分析はサイトの人気度や抱える課題の把握に役立ちます。

しかしUU数の調べ方や、似ている他の指標との使い分けができずに困っているという方も多いと思います。

本記事を読めば、UU数の確認方法や増やすコツ、似ている指標との違いが分かるようになります。

 

UU(ユニークユーザー)とは?

UUは、一定の期間にウェブサイトへ訪れたユーザー数です。

重複は除外して計測されるため、同一人物が複数回にわたって訪問した際もUU数は1です。

たとえば、とある期間において、

ユーザー 訪問回数 UU
A 1 1
B 3 1
C 5 1

上記の場合、訪問回数はAが1回、Bが3回、Cが5回です。

しかし同一人物の重複を除外するため、UU数は3となります。

UU数が多ければ多いほどそのサイトの人気が高く、ファンが多いといえます。

 

UUと他の指標との違い

UUと下記指標の違いをそれぞれ見ていきましょう。

 

・PV(ページビュー)数

・セッション数

・AU(アクティブユーザー)

 

アクセス分析の際に混同しないよう、違いを把握しておきましょう。

 

PV(ページビュー)との違い

PV数は、ユーザーが閲覧したページ数を数えた値です。

同一人物の重複も数える点で、UUの概念とは異なります。

たとえば同一ウェブサイトの、とある期間において、

ユーザー 閲覧ページ数(PV数) UU
A 1 1
B 0 0
C 5 1

上記の場合、訪問回数はAが1回、Bが0回、Cが5回です。

PV数は同一人物の重複を除外しないため、総PV数は「1+0+5=6」で「6回」と計測されます。

PV数では同一人物が繰り返し訪問すると、訪問回数分カウントされます。

PV数の増加は必ずしもコンバージョンや問い合わせの獲得につながるとは限らないため、目的によっては、やみくもにPV数を増やすことが得策とは限りません。

 

セッション数(訪問数)との違い

セッション数は、ユーザーがウェブサイトへアクセスした回数を数えた値です。

セッション数は一定の期間内であれば、同一人物の重複も数える点でUUとは異なります。

ユーザー 訪問時間1 訪問時間2 セッション UU
A 10:00 10:30 2 1
B 10:00 10:30 2 1

上記において「10:00〜11:00」の期間で計測する際、ユーザーAとBともに「10:00」と「10:30」の2回訪問しており、セッション数は「4」となります。

 

UUとAU(アクティブユーザー)との違い

AUは一定の期間にウェブサイトへ訪れたユーザー数です。

AUは特定の計測期間を設けているのに対して、UUは計測期間を設けない点で異なります。

しかし、どちらも同じ概念であり、Googleアナリティクスでも同じ指標として使用されます。

またAUは主にスマートフォンアプリで使用され、下記の3つの指標があります。

 

・MAU(Monthly Active User):月間アクティブユーザー

・WAU(Weekly Active User):週間アクティブユーザー

・DAU(Daily Active User):デイリーのアクティブユーザー

 

サービスによって使用される頻度が異なるため、分析する指標は明確にしておきましょう。

たとえば、月に1度の利用を想定したサービスであれば「MAU」を見るべきで、毎日利用して欲しいサービスであれば「DAU」を見るべきです。

 

UU数の判別方法

UU数を判別する方法を3つ解説していきます。

 

Cookie(クッキー)を利用した判別方法

Cookieとはユーザーがウェブサイトへ訪問した際に、訪問履歴や入力したデータなどをブラウザに保存する機能です。

Cookieはブラウザ上にデータが保存されるため、同一人物が他のブラウザから再訪した際は重複を認識できません。

具体的にGoogleアナリティクスでは「__utma」というCookieでUUを識別します。

設定と更新から2年間が有効期間で、その間に再訪すると同一人物と数えられます。

またCookieを削除した際や、無効となった後に再訪すると同一人物とは判断されません。

 

IPアドレスを利用した判別方法

IPアドレスとはPCやスマートフォンといったネットワーク機器に割り当てられた番号のことで、インターネット上の住所のようなものです。

同一人物が異なる場所から再度閲覧した場合は、IPアドレスが変わるため、別人と判断されます。

 

ホスト名を利用した判別方法

ホスト名は、ネットワーク上で機器を識別するために付与された名前です。

ホスト名を分析すれば、どの端末を使用して訪問されたのかを確認できます。

 

GoogleアナリティクスでのUU数の調べ方

Googleアナリティクスを用いることで、UU数を確認できます。

 

サイト全体のUU数を調べる場合

まず管理画面上にある「レポート」をクリック。

次に「レポートのスナップショット」をクリックし、表示された画面で「ユーザー」と表示されている値がサイト全体のUU数です。

 

ページごとのUU数を調べる場合

まず管理画面上にある「レポート」をクリック。

次に「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」の順にクリックし、「ユーザー」と表示されている値がページごとのUU数です。

 

UU数を参考にする際の注意点

サイト分析において、UU数を参考にする際に気をつけるべきポイントは2つあります。

 

正確な数値ではない

Cookieはブラウザに付与されるため、1つのブラウザにつき1人のユーザーと判断します。

つまり、同一人物が異なる端末から同じウェブサイトにアクセスをしても、違うユーザーと判断されてしまうのです。

また、同一人物が同じ端末を使用した場合でも、異なるブラウザを経由すると、違うユーザーと判断されます。

 

設定する期間によっては重複してカウントされる

複数の期間にわたってウェブサイトへの訪問がある場合、重複して計測される可能性があります。

たとえば、とある月において下記の週別UU数を抽出した場合、

 

・1週目:1,000UU

・2週目:1,100UU

・3週目:1,000UU

・4週目:1,200UU

 

これらを単純に足すと「1,000+1,100+1,000+1,200=4,300」です。

しかし、すべての週に同一人物が訪問した際も重複して数えるため、間違ったUU数となります。

この場合では抽出期間を1ヶ月に設定し、重複を防ぐ必要があります。

 

UU数を調べると何がわかる?

UU数を調べると分かることを2つ解説していきます。

 

純粋なユーザー数

UU数は、重複を除いて実際に訪問したユーザー数が分かります。

自社のブランド力や人気度を測る指標となるでしょう。

たとえセッション数やPV数が多くてもUU数が少なければ、同一人物がサイト内を回遊している状況であり、多くのファンを獲得できているとはいえません。

一方で、セッション数やPV数がUU数とあまり変わらない場合は、サイト内回遊や再訪の導線が機能していないといえます。

 

アプローチの方向性

ウェブサイトの運用では、特定の指標に頼らない、さまざまな角度からの分析が重要です。

偏った分析ではデータの本質を捉えにくく、課題の把握が困難な上に、間違った対策により状況が悪化しかねません。

たとえば、PV数の減少に課題を抱えている運用担当者が、PV数増加に向けて新規顧客の獲得を目指す施策を展開したとします。

PV数が想定通り伸びないため分析をした結果、以前に比べてPV数がUU数に近い値まで減少していることが判明。

実際の課題は集客ではなくサイト内回遊の導線が機能していなかった、というようなケースです。

とくに経験が浅い運用担当者は、課題の解決に必要なデータを慎重に見極めましょう。

 

月間UUに対する月間PVの理想的な割合は?

月間UU数とPV数における目指すべき比率は、運用するウェブサイトによって異なります。

たとえば専門的な情報を伝えるサイトやブログであれば、ユーザーは取得したい情報を読んですぐに離脱する可能性が高く、UU数とPV数が近い数字になるケースが多くあります。

一方で、トレンド情報やニュースを掲載するサイトでは、PV数>UU数となるケースが多いでしょう。

 

UU数を増やすコツ

UU数を増やすコツを4つ解説していきます。

 

定期的に良質なコンテンツを更新

集客ができたとしても、ニーズを満たす有益な内容でなければ再訪にはつながらず、UU数は増えていきません。

コンテンツは常にユーザーファーストを心がけて作成してください。

加えて、更新が止まっていると新しい情報を閲覧できず飽きられてしまい、次第に客足は遠のくでしょう。

閲覧して価値のあるコンテンツを定期的に更新すれば、UU数は増加していきます。

 

被リンクの獲得

被リンクとは、外部のサイトに自社サイトのリンクを載せてもらうことです。

ウェブ集客において、SEO経由による新規ユーザーの流入は欠かせません。

そこで被リンクを受けることで、UU数の増加が見込めます。

なぜなら、Googleは被リンクされているサイトを「他のサイトから信頼された有益なサイトだ」と判断し、SEOでの評価を高めるからです。

しかし、やみくもに被リンクを増やせば良いわけではなく、権威性・専門性のあるサイトや著名人からの獲得が、Googleからの評価を高める上で重要です。

 

様々な媒体を活用し流入経路を増やす

多くのユーザーを集めるにはSEOをはじめ、さまざまな経路の開拓が求められます。

たとえば、下記の経路が挙げられます。

 

・SNS(TwitterやInstagram、YouTubeなど)

・インターネット広告(リスティング広告、アドネットワークなど)

・メルマガや公式LINE

 

各媒体でアプローチできる客層や訴求できるコンテンツは異なり、特定の媒体に依存した集客に比べて、複数の媒体を活用することで様々な見込み客へのアプローチが可能です。

多くの広告費用を捻出できない場合は、無料で活用できるSNSへの取り組みがおすすめです。

 

SEO対策を実施して検索順位を上げる

SEOで高い評価を受けることで、多くの見込み客にアプローチできます。

SEO Clarity(SEOクラリティ)が2021年11月に公表した調査によると、Googleの表示順が1位のサイトのクリック率が平均13.4%であったのに対して、5位のサイトは平均2.98%、10位のサイトは平均1.32%まで下がっています。

上記から、SEOで評価されクリック率を高めることが、サイト流入数およびUU数の増加に寄与します。

SEO対策には内部施策やページ表示の高速化、UX(ユーザーエクスペリエンス)最適化などがありますが、ユーザーに有益な情報を提供するコンテンツに仕上げることが前提です。

作成したコンテンツは閲覧する価値があるのかを常に意識して運用してください。

 

まとめ

UU数は、ウェブサイトの人気やリピーターを獲得できているかを判断する指標の一つです。

PV数やセッション数との違いを理解し、アクセス分析を実施してください。

UU数を増加させるには、さまざまな流入経路の開拓とSEO対策が求められます。

しかし、なかなか自社でリソースが割けなかったり、運用ノウハウに乏しく運用が難しかったりする場合もあるかもしれません。

そこでコンテンツファクトリーを活用し、低価格で高品質なコンテンツを作成してみませんか?

興味のある方はぜひ問い合わせてみてください。

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