services icon

COLUM/KNOWLEDGEコラム/ナレッジ

企業SNS運用とは?中小企業の成功事例と3大SNSの特徴・ルール

皆さんの中にも、SNSを日常的に使っている方は多いでしょう。世界中の人々と気軽につながることができ、ビジネスでもあらゆる企業が活用しています。

 

ここでは、企業のSNS運用について解説します。中小企業の成功事例も紹介するため、これから導入しようと考えている方はぜひ参考にしてください。

 

企業規模によらず増えている「SNS運用」とはどんな施策か?


企業のみならず個人事業主(フリーランス)でもSNS運用を実施している人が増えています。また国や自治体が行っているケースも珍しくありません。施策の内容を紹介します。

 

顧客とつながるためにSNSアカウントを運用する施策をいう

SNS運用とは、サービスを利用している顧客とのつながりを目的としたマーケティングの一種です。お互いにアカウントを保有すれば、簡単にコミュニケーションが取れる点を強みとしています。

 

SNSは、自由に自らの思いや考えを発信できるサービスです。投稿の内容がファンなどユーザーに気に入ってもらえれば、より多くの人々に拡散される可能性も秘めています。

 

SNS広告運用とは運用目的と見込める結果に違いがある


SNS運用とSNS広告運用は、目的と狙いが異なります。名前が似ているものの、これらを混同せずにおさえましょう。SNS運用は、アカウントを用いて幅広いユーザーとコミュニーケーションを取るマーケティング法です。

 

SNS広告運用は、Webサイトに顧客を流入させるために広告を配信します。サイト内で資料請求や商品の購入をしてもらうことが主な目的です。

 

企業にとってSNS運用の必要性が高まっている理由とは?

企業にとってSNS運用の必要性が高まっている理由は、SNSの利用者が年々増えているためです。昨年も総務省は「通信利用動向調査」を発表しています。この令和3年のデータによると、日本人の大半がSNSを利用している状況です。

 

特に、10代後半〜40代は全体で85%を超えています。若年層を中心にアプローチしたいのであれば、SNSの利用は選択肢の1つとして欠かせません。加えて、SNSは拡散力にも優れているサービスです。自社の商品やサービスをアピールしたい方は、積極的に利用してみましょう。

 

企業がSNS運用で得られるメリットは「認知拡大」以外にもある


企業のSNS運用で得られるメリットは、認知拡大の他にも以下のようなものがあります。

 

・ファンの獲得につながる
・広告費がかからない
・ブランディング効果に貢献する

 

上述したとおり、SNSは多くの人々と簡単にコミュニケーションが取れるサービスです。投稿の内容が気に入ってもらえれば、ファンは更新されているかを頻繁に確認するかもしれません。

 

他にも、初期費用がかからない点もSNS運用のメリットの1つです。無料でアカウントを作成できるため、早めに手続きを済ませておくといいでしょう。

 

投稿の人気が高まれば、企業自体にも注目が集まります。実際に数々の企業が、商品やサービスのイメージアップにつなげています。このようなブランディングを行う上でも、利用しやすいサービスです。

 

中小企業の面白い・上手なSNS運用成功事例3選

大手だけでなく中小企業でもSNSを活かしてさまざまな成果を上げています。ここでは、その具体的な事例を紹介しますので、自社のマーケティングの参考にしてみましょう。

 

74歳の飲食店経営者がTwitterで9000フォロワー達成

東京都の下北沢で「鮨ほり川」を経営している方は、当時73歳にしてTwitterでSNS運用を開始。更新を続けた結果、2022年時点でフォロワー数が9,000人以上に到達しました。その運用の様子が話題となり、テレビの取材も受けたそうです。

 

投稿では、握ったネタや食材として使う魚の写真をアップしています。SNS運用は、人々と交流するためのコミュニケーション能力が重要です。温かみのある投稿を続けたことで、数多くのフォロワーを獲得できたのかもしれません。

 

テレビでも話題の「おじさんTikTok」でコストを抑えた採用活動

TikTokを使って大きな反響を呼んだ企業が「三陽工業株式会社」です。塗装やレーザー加工、物流などのあらゆる事業に着手しています。三陽工業株式会社は、採用活動のためにTikTokでダンス動画を披露しました(おじさんTikTok)。

 

この活動を実行した結果、2021年度の内定者のうち3人をTikTokから集めることに成功します。なお、2022年10月時点のフォロワーは約59,000人に到達しました。費用を抑えながら若者を中心に集めることができた事例です。

 

自社商品の事例紹介とユーザーとのコミュニケーションを両立

他にも、Instagramでリピーターを増やした「ACTICARE-アクティケア」の事例があります。当該企業が力を入れたポイントは「購入後のイメージを伝える」ことです。数十秒の動画を投稿し、商品の効果を実際に使った映像をアピールしています。

 

このような投稿を続けた結果、1400人以上のフォロワーを獲得しました。また、消費者の多くがリピーターとして長年商品を購入しています。コンセプトを明確化したことにより、成功した事例といえるでしょう。

 

企業のSNS運用で生じうるデメリットは「炎上リスク・運用の負担」


企業のSNS運用で生じうるデメリットは次の2点です。

 

・炎上のリスクも大きい
・運用する際に負担がかかる

 

まず、懸念すべきポイントが炎上のリスクです。投稿に悪気がなくとも、捉え方次第で批判されるケースがあります。特にSNSは拡散されやすいため、イタズラ電話などの嫌がらせにもつながりかねません。

 

加えて、運用する際には定期的な更新が求められます。投稿の内容も慎重に考えなければならず、長期的に続けると負担がかかることもあるでしょう。

 

運用前におさえたい|3大SNSの特徴とルール


SNS運用を始める際には、3大SNSについておさえておくといいでしょう。該当するサービスは以下の通りです。

・Facebook
・Instagram
・Twitter

 

それぞれのルールと強みを活かしながら活用してください。

 

Facebook

運用上おさえたい特徴

Facebookの特徴は、SNSの中でも世界中のアクティブユーザーを多く集めていることです。アクティブユーザーとは、ある期間のうちに1回以上サービスを利用している者を指します。言いかえれば、世界の人々から投稿を閲覧されやすいSNSです。

 

したがって、海外進出を目指している企業はFacebookが特におすすめといえます。拡散力はやや低いものの、実名制であるため顧客とも信頼関係が構築しやすいでしょう。

 

ルール(公式・非公式)

Facebookでは、顧客のプライバシーに関する事項を慎重に扱わなければなりません。もちろん、他のSNSにもいえることではあるものの、実名制のため比較的厳しい対策が求められます。

 

また、写真に映っている人の名前が表示されるタグ付けも自動的に行われる機能があるため、投稿する際には誤りがないかチェックが必要です。

 

Facebookは、アカウント作成時に下記の情報を入力します。
・氏名
・電話番号
・誕生日

 

そのまま使用すると、プロフィール画面で表示された状態になります。不要な個人情報を非表示にするなど、編集を忘れないようにしましょう。

 

加えて、実際の知り合いを見つけることもあります。しかし、あくまで企業の公式アカウントであるため、プライベートな会話などは避けた方が賢明です。

 

Imstagram

運用上おさえたい特徴

Instagramは、テキストよりも写真や動画がメインになりやすいSNSです。魅力的な商品を紹介したい場合は、積極的に使ってみましょう。特に重視したいポイントが、ハッシュタグからの流入です。「#」のマークを付けて何か単語を入力すると、その言葉を検索した人に投稿が表示されます。(ただし表示順はアルゴリズムによって決められるため、目にされないほど下部表示の場合もありえます。)

 

ハッシュタグ検索の上位表示を取ることができれば、より多くの利用者の反応をもらえる点が強みです。この反応率はエンゲージメント率と呼ばれます。写真や動画、ハッシュタグを使って世界中のユーザーに情報を届けましょう。

 

ルール(公式・非公式)

Instagramの公式ルール(利用規約)は、全て英語で定められています。翻訳機能を使い、一度しっかりと確認してください。Facebookと同じくMeta社が運営しているため、企業のページにも訪れてみるといいでしょう。

 

Instagramは上述のとおりハッシュタグがカギを握りますが、使い方には注意しなければなりません。まず、投稿とは無関係な言葉は極力使わないようにしましょう。ハッシュタグ検索をしたユーザーが求めている投稿ではない可能性がでてくるため、不快感を与えてしまう可能性があります。

 

他にも、Facebookと同じように写真にはタグ付けが設定できます。プライバシーを厳重に守るためにも、設定する際には許可を取るなど注意が必要です。

 

Twitter

運用上おさえたい特徴

Twitterは、140文字までの短文で投稿することが特徴です。短い文章でメッセージを伝えるため、文章力が求められます。誰かのつぶやきをそのまま拡散する「リツイート」機能が付いており、気軽な投稿の拡散が可能です。

 

「いいね」でもタイムラインに表示されるため、多くのアカウントから投稿が確認される確率も高まり、SNSの中でもバズりやすく、またバズった際の認知拡大効果は抜群と言えるでしょう。ハッシュタグも付けることができ、共通の趣味を持った人とも簡単につながることができる点が強みです。

 

ルール(公式・非公式)

Twitterは、将来的にルール改正が行われるかもしれません。2022年10月27日にアメリカの起業家であるイーロン・マスク氏が買収を行ったためです。デフォルトから一新される可能性があるため、注意深く確認しましょう。

 

Twitterを使う上では、顧客に返信するケースもあるはずです。Twiiterでは、会話へ参加している人全てが自動的に返信先となるシステムがあります。返信先のアカウントIDを確認しなければ、関係のない人にコメントを送信してしまいます。

 

この現象は「巻き込み」といわれており、迷惑だと感じる人も少なくありません。マナーが分からない人だと思われるため、気を付けて返信してください。加えて、フォローしていない人と連絡するときは「フォロー外から失礼します」と前置きを入れることをおすすめします。

 

企業がSNSを運用する際の7つのコツをつかんでおこう


企業がSNS運用をするときは、7つのコツをおさえなければなりません。基本的には、複数人で運営を行うはずです。さまざまなルールがあるため、1つずつチームで共有するよう心がけましょう。

 

1.まずは運用の目的・ターゲット設定をしっかり行う

SNS運用の1つ目のコツは、目的やターゲット設定をしっかりと行うことです。投稿を作成する際には、最もアプローチしたい年齢層や性別などを定めなければなりません。紹介する商品やサービスによって、ニーズもまた変わってくるからです。

 

ターゲットを設定する際には、各SNSの利用者の状況を確認しましょう。総務省の「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」では、利用者の年齢層も明記されています。

 

SNSの種類 最も利用率の高い年齢層(割合)
Facebook 30代(45.7%)
Instagram 20代(78.6%)
Twitter 20代(78.6%)

 

運用するSNSを決める際には、これらのデータも参考にするといいでしょう。

 

2.目的・ターゲットに合ったSNSを運用する

目的やターゲット設定が終わったら、それぞれに合ったSNS運用を心がけましょう。その際には、各サービスの特徴もあらかじめ振り返っておきましょう。例えば、Instagramは写真や動画がメインになるSNSです。そのため、料理や芸術作品などとの相性が良いといえます。

 

長文でテキストの工夫を重視したいのであれば、Facebookを中心に運用するといいかもしれません。このように、目的次第でSNSを使い分ける方法があります。実際のビジネスにも良い影響を与えるため、よく考えた上で戦略を練りましょう。

 

3.複数人で構成したチームでマニュアルを用いて運用する

SNS運用の担当者は、なるべく複数人で構成しましょう。こうした体制を敷くことで、投稿のダブルチェックが行えます。複数人で確認すれば、事前に誤字脱字を見つけられる可能性も高まるはずです。2022年11月時点では投稿したテキストを後から編集できないTwitterでは、特に徹底しなければなりません。

 

また、ダブルチェックは炎上対策にもつながります。表現方法を複数人で確認すれば、下手な誤解を与えずに済むでしょう。

 

全員でルールを共有するためにも、マニュアルも作っておいた方が賢明です。チーム内の誰かが病気や怪我で参加できなくなったときに備え、滞りなく運用できるよう準備しましょう。

 

4.念頭に置きたい「ニーズ」と「共感」のバランス

SNS運用をする際には「ニーズ」と「共感」のバランスにも注意しなければなりません。まず、アピールすべきポイントは商品の機能や使いやすさです。競合の商品と比較した上で、持っている強みをユーザーに届けます。しかし、それだけでは自己満足の投稿にもなりかねません。

 

マーケティングでは、ユーザーの共感も大切です。そのためには、多くの人が抱えそうな悩みに寄り添う必要があります。また「見た目の良さ」や「モチベーション」も欠かせない部分の1つです。投稿の拡散につなげるためには、これらの要素もバランス良く取り入れましょう。

 

5.エゴサーチによる点検と炎上対策の策定を行う

SNS運用は、投稿した後の点検も重要です。特に、炎上対策は念入りに行わなければなりません。投稿しただけで終わりにするのではなく、定期的にエゴサーチをしましょう。エゴサーチとは、自社に対してどのような意見があるかを調べることです。

 

自分たちの中では気を付けているつもりでも、何気ない投稿に批判が集まるかもしれません。炎上しそうか否かを確認し、炎上の可能性がありそうだと判断した時点ですぐ、削除や謝罪文の追加を検討するなど早めに手を打ちましょう。

 

大半のSNSは、コメントや「いいね」などのリアクションがあった場合に通知が届きます。すぐに確認できるよう、通知設定はONにしておいてください。

 

6.投稿のためのコンテンツは事前に多めに用意しておく

投稿のためのコンテンツ(テキストや画像など)は、事前に用意した方が得策です。何か案を思いついたら、その時点でひと通り投稿の準備をしたり、メモしたりすると良いでしょう。定期的に更新するためには、ネタを豊富に用意しなければなりません。

 

事前に投稿予定の内容を準備・メモしておかないと、何も案が思い浮かばず投稿が途絶えてしまう可能性もあります。特に、毎日の更新を目指している企業は注意が必要です。

 

投稿日ごとにリストを作っておき、計画的に更新できるよう用意してください。

 

7.運用の状況を分析する

ある程度SNS運用が進んだら、その状況を分析しましょう。ここで確認したいポイントは次の3点です。

・リーチ数…投稿を閲覧したユーザーの数(人数)
・インプレッション数…投稿がユーザーに表示された回数
・エンゲージメント数…「いいね」などの反応をもらえた回数

 

3大SNSでは、これらの数値をチェックできる機能があります。それぞれで確認方法が異なるため、あらかじめ使い方も調べなければなりません。ユーザーの行動がデータとして把握できれば、より良い反応を得るための改善策も少しずつ見えてくるはずです。データはExcelなどにまとめ、チーム全体で共有しましょう。

 

まとめ


この記事では、企業のSNS運用において3大SNSを中心に解説しました。サービスの違いにより、取るべき戦略もまた異なります。自社の運用方法にあったSNSを選んでください。

 

しかし、慣れないうちはどのように運用・投稿すれば良いか悩むことも多いでしょう。また毎日投稿を頑張っているのに結果が得られないことも考えられます。そんなときは、SNS運用代行ができる「コンテンツファクトリー」に是非ご相談ください。

SNS運用を熟知しているプロのマーケターが、アカウントを育てるための運用を効率的に行います。運用に難しさを感じている場合は、ぜひご検討ください。

RELATED

RANKING