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【SEO対策で上位表示】自分でできる方法や費用相場を解説

seo 上位表示 アイキャッチ

作成したコンテンツを検索結果で上位表示させたいけど、どのようなSEO対策を実施すればよいか分からない方も多いのではないでしょうか。

 

本記事ではSEO対策の具体的な方法や役立つツールについて詳しく解説します。効果的なSEO対策を理解して、コンテンツを上位表示させましょう。

SEO対策とは?

SEO対策とは?

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化のことです。GoogleやYahoo!などの検索結果で上位表示を目指すことを指します。

 

日本における2023年6月時点の検索エンジンのシェア率はGoogle(75.86%)とYahoo!(13.4%)の合計で約89%です(引用:StatCounter)。そして、Yahoo!はGoogleのシステムを使用しているので、SEO対策はGoogleを理解することが重要といえます。

 

ただ、GoogleとYahoo!の契約は2025年3月末までで、Yahoo!は他社システムへの切り替えを検討しているという報道もあります。Google単体でもシェア率は高いので、まずはGoogleを意識してSEO対策を実施すればよいでしょう。

 

まず、上位表示を目指すなら、検索エンジンの仕組みを把握しておかなければなりません。検索順位は以下のプロセスで決定されます。

 

1.Web上を巡回してコンテンツを探す(クロール)

2.コンテンツをデータベースに登録する(インデックス)

3.コンテンツの順位を決定する(ランキング)

 

クロールとインデックスは内部対策、ランキングは外部対策とコンテンツSEOの領域です。

SEOの仕組みについてさらに詳しく知りたいという方は、以下の記事も参考にしてみてください。

今SEOには何が必要?上位表示の仕組や基本的な対策を解説

【2023年更新】SEOとは何か?分かりやすく解説|対策方法も34個紹介

 

SEO対策で上位表示させる方法【内部対策編】

SEO対策で上位表示させる方法【内部対策編】

上位表示させるための具体的なSEO対策について、まずは内部対策編を解説します。内部対策とは、Webサイト内における対策で、自分で行うことが可能です。

 

XMLサイトマップの活用

XMLサイトマップとは、サイト内にどのようなコンテンツがあるかを検索エンジンに伝えるためのファイルのことです。

 

XMLサイトマップがなくても、Googleのクローラー(Web上のコンテンツを収集するロボットプログラム)が巡回して、コンテンツをインデックスしてくれます。

 

しかし、ページ数が膨大だったり、多くの画像や動画があったりする場合は、正常にインデックスされない可能性があるので注意が必要です。

 

XMLマップは無料のツールでも簡単に作成することが可能です。ワードプレスを使用していれば、プラグインを追加するだけなので手間はかかりません。

 

画像にaltタグの使用

「キーワードを含めた文章を書くこと」はSEO対策でも有名ですが、文章だけでなく画像もSEOに影響を及ぼします。

 

具体的には、画像にaltタグを使用することでSEO対策を行うことが可能です。altタグとは、画像を説明するためのテキストのことで、代替テキストとも呼ばれます。

 

altタグを使用することで、Googleに画像の内容を伝えられるのです。altタグを使用する場合、HTMLで以下のコードを入力してください。

 

<img src=“ファイル名” alt=“画像の内容” />

 

“画像の内容”部分に「運動会のリレーで走っている姿」のように、画像を具体的に説明したaltタグを記載します。

 

モバイル対応

スマホでWebサイトを閲覧することが当たり前になった現在、モバイル対応はSEOでは欠かせない対策です。スマホでWebサイトを表示する際に押さえておきたいポイントは以下の3つです。

 

・拡大しなくてもテキストが読める

・画像などが画面に収まっていて拡大や縮小、スクロールしなくてよい

・リンク同士に間隔が設けられていて、問題なくタップできる

 

モバイル対応しているかどうかはGoogleのモバイルフレンドリーテストというツールで確認できます。

 

また、Googleは2018年にMFI(モバイルファーストインデックス)を発表しています。MFIとは、PC版ではなくモバイル版のWebページを見てWebサイトを評価するということ。

 

もし、運営しているWebサイトがMFIに対応していない場合、検索順位が低下する恐れがあるので早急に対策を実行しましょう。

 

 

SEO対策で上位表示させる方法【外部対策編】

SEO対策で上位表示させる方法【外部対策編】

次に、上位表示させるための具体的なSEO対策について、外部対策編を解説します。外部対策は内部対策と違って、外部から評価されるための取り組みです。

 

被リンクの獲得

SEOで上位表示させるには、被リンクを獲得することが重要です。被リンクとは、外部のサイトに自身のサイトやページのリンクが張られている状態のことです。

 

例えば、先ほど紹介したモバイル対応しているかどうかを確認するためのツール「モバイルフレンドリーテスト」。このようにリンクを張ることで、モバイルフレンドリーテストを提供しているGoogleは本サイトから被リンクを獲得したことになります。

 

被リンクは多ければ多いほどよいというわけではありません。具体的には、以下のポイントが重視されます。

 

・外部サイトが自然に張ったリンク(ナチュラルリンク)が原則

・リンク数よりもドメイン数が大事

・リンク元のドメインパワーやコンテンツの関連性が大切

 

全く関連性のないサイトからのリンクや購入したリンクはSEOに逆効果になり、順位が下がるなどのリスクがあるので注意しましょう。

 

サイテーションの獲得

サイテーションとは、企業名やサイト名、電話番号などがネット上で使用されることです。検索エンジンで指名検索されたり、ブログやTwitter、YouTubeなどのオンライン上で使用されたりすることを指します。

 

企業名やサイト名を使用されるだけでよいので、被リンクよりも獲得しやすいといえます。

検索エンジンで世界シェア2位のBingは、サイテーションがランキングに影響を及ぼすと明言しているので、積極的に獲得していきましょう。

 

SNSの活用

被リンクやサイテーションを獲得しても、検索順位に反映されるまで時間を要しますが、即効性が高いのがSNSで拡散されることです。

 

コンテンツが拡散されれば、アクセス数を大幅に増やすことが可能です。サイトの認知度が高まると、ドメインパワーも上がるのでSEOに効果的です。

 

コンテンツの拡散を促すためには、サイト内にSNSボタンを設置することが効果的です。Instagram、Twitter、Facebookなどをユーザーの見やすい位置に設置しておきましょう。

 

 

SEO対策で上位表示させる方法【コンテンツSEO編】

SEO対策で上位表示させる方法【コンテンツSEO編】

最後の対策はコンテンツSEOです。コンテンツSEOとは、検索ユーザーにとって価値のある有益な情報を発信することで、検索エンジンからの評価を高める手法です。

 

キーワードの選定

コンテンツを作成する際は、まずどのようなキーワードを狙うのかを明確にしましょう。キーワードはニーズのあるものを選ぶのが鉄則です。ユーザーの検索ニーズは以下の4つに分類されます。

 

・知りたい:SEOで上位表示させる方法を知りたい

・解決したい:パソコンのエラーを直したい

・買いたい:おすすめの化粧品を買いたい

・行きたい:沖縄に行きたい

 

伝えたい内容からキーワードを選定するのではなく、ユーザーの検索ニーズをもとにキーワードを選定しましょう。

 

キーワードの選定については、ツールを活用するのがおすすめです。ツールを使い、上位表示の難易度が高くないキーワードでコンテンツを作成することで、検索結果で上位を狙いやすくなります。

 

以下のようなキーワードを狙ってみるのがおすすめですので、参考にしてみてください。

 

・検索ボリュームが少なく、競合が狙ってこなさそうなキーワード

・ツールを使い、上位表示の難易度が高くないキーワード

・検索結果1ページ目にコラム記事がたくさん掲載されているキーワード

 

検索意図の分析

キーワード選定の次の工程は、ユーザーの検索意図の分析です。ユーザーがどのような目的で検索エンジンにキーワードを入力したのかを考えるのです。

 

例えば「ダイエット方法 おすすめ」で検索したユーザーは、おすすめのダイエット方法を知りたくて検索しています。検索意図を参考に以下の中からコンテンツの種類を決めましょう。

 

・とは系:意味、機能、メリット、事例などを解説

・How to系:使い方、やり方、手順などを解説

・比較検討系:ランキング、おすすめ◯選、まとめ記事など

 

以前ダイエットをしたことがあって、すぐに挫折したので、簡単で継続しやすいダイエット方法を知りたいのかもしれません。

 

または、最近体重が増えてきたので、何かおすすめのダイエット器具がないか調べていたユーザーもいるかもしれません。

 

Yahoo!知恵袋やSNSを活用することで、検索意図を深堀できます。ユーザーの検索意図を考え抜いた上でニーズに応えるコンテンツを作成しましょう。

 

競合サイトの調査

検索意図を分析したら、競合サイトを調査しましょう。選定したキーワードで検索して表示された上位10サイトのコンテンツをチェックします。

 

Googleは、優れたコンテンツを提供しているサイトに順位を付けて表示しています。上位サイトはユーザーの検索ニーズに応えている良質なコンテンツだといえるので、参考にしながらどのようなコンテンツを作成するか判断しましょう。

 

ここで大事なのが、上位サイトにはない独自の内容も含めること。上位サイトに書かれてある内容ばかりのコンテンツを作成しても、Googleはそのようなサイトを上位表示する理由がありません。

 

経験談や体験談などのほかのコンテンツと重複しない内容を含めて独自性を出しましょう。

 

タイトルと見出しの工夫

競合調査の次はタイトルと見出しを作成します。タイトルは以下のポイントを押さえて作成しましょう。

 

・コンテンツの内容を適切に表す

・ページごとにタイトルをつける

・簡潔で分かりやすいタイトルをつける

 

タイトルが魅力的でないと、記事を読んでもらえないのでユーザーが読みたくなるタイトルをつけることが重要です。

 

また、見出しを考える際は、見出しを見ればどのようなコンテンツか分かるようにすることが大事です。

 

ユーザーがストレスなくスムーズに読み進められるように意識して、見出しに違和感がないかをチェックしましょう。

 

E-E-A-Tの意識

コンテンツを作成する際は、E-E-A-Tを意識することが重要です。E-E-A-Tとは、Googleが定めたWebサイトの評価基準です。以下の頭文字をとって、「ダブルイーエーティー」と呼ばれます。

 

E:Experience(経験)

E:Expertise(専門性)

A:Authoritativeness(権威性)

T:Trustworthiness(信頼性)

 

E-E-A-Tを意識してコンテンツを作成することで、Googleの評価が高まり、SEOにも効果を発揮します。

 

Googleで上位表示されるSEO記事の書き方について詳しく知りたいという方は、以下の記事も参考にしてみてください。

SEO記事の書き方とは?制作時に最低限おさえたいポイント13選

 

SEO対策で上位表示させるために役立つツール

SEO対策で上位表示させるために役立つツール

検索結果で上位表示させるためには、ツールの活用が欠かせません。SEO対策に役立つツールを4つ紹介します。

 

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、以下のような項目を分析できる無料のツールです。

 

・アクセス数

・PV(ページビュー)数

・平均滞在期間

・ユーザーの年齢

・ユーザーの性別

・ユーザーの地域

 

数値を分析することで、検索意図に沿ったユーザーがアクセスしているか、申し込みや購入などの成果に繋がっているかを確認することが可能です。

 

SEO対策のためにも、コンテンツを定期的にリライト(文章を書き換える)することが好ましいです。その際にGoogleアナリティクスは必須といえます。

 

SEO対策を実施する上で欠かせないツールなので、積極的に活用しましょう。

 

Google Search Console

Google Search Console(サーチコンソール)は、以下のような項目を分析できる無料のツールです。

 

・表示回数

・クリック数

・クリック率

・平均掲載順位

 

例えば、検索順位は上位であるにもかかわらず、クリック数が少ない場合、タイトルを変えてみることなどが改善策の一例です。

 

また、Googleサーチコンソールは、内部対策編で紹介したサイトマップ作成や外部対策編で紹介した被リンク数もチェックできます。

 

Googleアナリティクスと同様にSEO対策では必須のツールといえます。

 

Ahrefs

Ahrefs(エイチレフス)は世界で60万人が利用している有料の分析ツールです。以下のような項目を分析できます。

 

・ドメインパワー(サイトの総合評価指数)

・自然検索経由の流入数

・被リンク数

・流入キーワード

 

競合サイトはどのようなキーワードでどのくらいのアクセスを集めているのかの把握が可能です。

 

また、被リンク元のサイトやページも分かるため、被リンク獲得のためにどのようなコンテンツを作成すればよいかの指針にもなります。

 

料金は月額99ドル~。費用対効果を考慮した上で活用するかどうかを判断しましょう。

 

GRC

GRCは登録したキーワードの検索順位をチェックできるツールです。キーワードを登録しておけば、1日1回、検索順位を教えてくれます。

 

順位はグラフで見ることも可能なので、リライトして順位が上がったかどうかなども確認できます。

 

手動で順位を調べる手間が省けるので、コンテンツの量が多い場合におすすめです。登録できるURLに制限はありますが、無料プランもあるので気になる方は試しに使ってみるとよいでしょう。

 

SEO対策を外注する場合の費用相場

SEO対策を外注する場合の費用相場

SEO対策にリソースが割けなかったり、専門家に頼みたい場合は外注することも可能です。業務範囲によって費用は異なりますが、以下が一般的な費用相場です。

業務 費用 対策詳細
SEO総合コンサルティング 月額10〜50万円以上 調査・分析・企画

コンテンツの作成指示

ライティング指示・指導

SEOサイト設計コンサルティング 1回10〜100万円以上 調査・分析・企画
コンテンツSEO 月額10~50万円

または※記事本数×記事単価

(1本数千円〜10万円)

コンテンツ(記事)の作成
内部SEO対策 1回10万円〜20万円 タグや内部リンク

システム面の調査・修正

外部SEO対策 月額1〜15万円

または

1〜100万円以上

(成功報酬型)

被リンクによるSEO対策

料金の支払い体系は月額固定であるケースが多いですが、一括払い型や成功報酬型もあります。自社の予算を考慮した上で内製するか外注するかを判断しましょう。

 

コンテンツ作成の外注についてさらに詳しく知りたいという方は、以下の記事も参考にしてみてください。

コンテンツ制作で記事作成を行う手順を紹介!外注時のポイントも

 

まとめ:SEO対策をして自社サイトを上位表示させよう

seo 上位表示 まとめ

検索結果で上位表示させるためのSEO対策や役立つツール、外注する場合の費用相場について解説しました。

 

SEO対策はお金をかけずに自分で実施できることが多いので、まずは本記事を参考に内部対策、外部対策、コンテンツSEOを実施してみてください。

 

そして、思うように成果が上がらない場合は外部のプロに相談してみるとよいでしょう。自分で行うよりも確実なSEO対策が可能です。

執筆者:Hub Works 鈴木

株式会社HubWorks マーケティング部 2021年よりインターネット広告代理店に入社し、月間数億規模の広告運用を経験。 2022年に株式会社Hub Worksに入社しマーケティング担当者として、ウェブ広告やSEOなどの集客、 記事やホワイトペーパー作成などのコンテンツ制作業務に従事。

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