オウンドメディアのWordPressテンプレート23選【無料有】
オウンドメディアをWordPressで開設する際、テンプレートの活用がおすすめです。しかし、WordPressのテンプレートは多く存在するため、何を基準に選んだらよいか悩む人も多いでしょう。
そこで、この記事ではオウンドメディアにおすすめのテンプレートを紹介した上で、選び方の7つのポイントについて解説します。
オウンドメディアで活用できるWordPressのテンプレート|無料テーマ5選
無料のWordPressテーマは、有料テーマと比較すると機能が制限される部分がありますが、オウンドメディア構築には十分な機能となっています。
まずは、無料テーマを5つ紹介いたしますので、自社に合うものを選んでください。
Emanon Free
Emanon Freeは、集客に必要な機能がコンパクトにまとまっており、集客を目的としたオウンドメディアにおすすめのテンプレートです。
「Emanon Pro」や「Emanon Business」などの有料テーマの無料版として一部制限はありますが、CTA機能やテンプレート選択機能などをカスタマイズできます。無料とは思えない高品質なテンプレートです。
テンプレートダウンロードはこちらから:「EmanonFree」公式サイト
Xeory
Xeoryは、コンテンツマーケティングで知名度が高い「バズ部」が制作・配布しているコンテンツマーケティングに特化したテンプレートです。
CTAやLP設定機能など、コンバージョンにつながりやすい要素が充実しています。サイト利用に適した「Xeory Extension」とブログ利用に適した「Xeory Base」の2種類があるので、目的に応じて選べます。
テンプレートダウンロードはこちらから:「Xeory」公式サイト
Cocoon
Cocoonは、集客や自社サービスの販路拡大を目的としたオウンドメディア向けのテンプレートです。見た目はシンプルですが、「SEO」「高速化」「モバイルフレンドリー」全てを網羅しています。
SEO施策に必要な機能も兼ね備えているため、自分でプラグインを入れる手間もいりません。例えばSNSは、X(旧Twitter)、facebook、LINEなど全部で6種類あり、ボタンのデザインも複数用意されています。
また、フォローボタンは、YouTube、Instagram、Amazon欲しい物リストなど全部で14種類あります。(2024年5月現在)
テンプレートダウンロードはこちらから:「Cocoon」公式サイト
LION Media
LION Mediaは、見やすさや使いやすさを重視したい場合におすすめのテンプレートです。マーケティングプロモーション事業を手掛ける「フィット株式会社」が提供しています。
ランキングボックス、ピックアップ記事や最新記事ボックスなどを配置でき、メディアに訪れたユーザーを逃さない設計のサイトをつくることができます。また、お問合せページをプラグインなしでつくれる点も魅力の1つでしょう。
テンプレートダウンロードはこちらから:「LION Media」公式サイト
Arkhe
Arkheは、オリジナリティの高いオウンドメディアをつくりたい場合におすすめのテンプレートです。人気ブログテーマ「SWLL」の開発者が提供しています。
カスタマイズしやすいように基本デザインがシンプルに設計されています。コピー&ペーストして使えるデザインパターンが用意されており、それらを組み合わせることで短時間でひと通りのサイト作成が可能です。
テンプレートダウンロードはこちらから:「Arkhe」公式サイト
オウンドメディアで活用できるWordPressのテンプレート|有料テーマ18選
有料のWordPressのテーマは、利用できるデザインや機能が豊富であり、SEO対策の機能も充実したテーマがあります。有料のWordPressテーマを18個紹介いたしますので、自社に合ったテーマを探してみてください。
LIQUID PRESS MAGAZINE
LIQUID PRESS MAGAZINEは、累計5万ダウンロードを達成したメディア運営に強いWordPressのテンプレートです。集客やサイト内滞在を促す仕組みを備えており、コンテンツマーケティングに強いテンプレートです。
ヘッダ画像は最新記事のアイキャッチ画像から自動生成され、スライドショー画像や動画も設定が可能。人気記事や関連記事、SNSでのフォローを促すエリアが自動的に配置されるため、サイト内の回遊率を上げるのに効果的です。
また、閲覧数やシェア数、独自スコアなどのパフォーマンスも一目で確認でき、コンテンツマーケティングに役立てることができます。管理画面のカスタマイザーで編集しながらプレビューが可能で、フルカラーのテーマカラー設定や豊富なカスタマイズも可能です。
テンプレートダウンロードはこちらから:「MAGAZINE」公式サイト
販売価格:税込14,800円
動作環境
WordPress | 4.1以降 |
ブラウザ OS | Chrome、Firefox、Safari、Edge |
SEAL
SEALは、写真映えしやすいデザイン性の高いテンプレートです。また、商品やサービスへの導線やランディングページが簡単に設定できたり、SEOや読み込みスピードが最適化されていたりといった機能面も充実しています。
直感的な操作でカスタマイズでき、初心者にもおすすめです。
テンプレートダウンロードはこちらから:「SEAL」公式サイト
販売価格:テーマのみの利用21,600円
サポート付き半年間39,800円(以降+7980円)
動作環境
WordPress | 4.8〜 4.9 4.8以下は未確認 |
PHP | 5.6〜 7.1.4 5.6以下は未確認 |
ブラウザ OS | Chrome/Safari/FireFox iOS9〜 Android 5.0.2〜
上記バージョン以下では確認を行っておりません。 なお、Internet Explorerでは一部動作しない部分あり。 |
サーバー | エックスサーバーX10、X20プラン |
RUMBLE
RUMBLEは、印象的なトップページが特徴のテンプレートです。
トップページは画像だけでなく動画を設定できたり、表示されるコンテンツの分割数を変更できたりと、高いカスタマイズ性を有しています。動画と静止画を交互に組み合わせることもでき、視覚的に惹きつけるサイトをつくることができるでしょう。
テンプレートダウンロードはこちらから:「RUMBLE」公式サイト
販売価格:税込21,780円
動作環境
WordPress | 5.x以上 |
PHP | 7.4以上 |
IE | Microsoft Edgeへの移行に伴い、終了 |
Bloom
Bloomは、シンプルでフェミニンな雰囲気をもつテンプレートで、女性をターゲットとするメディアにおすすめです。
ユーザーの興味を引く「view数」表示やデザインに溶け込む広告表示など、PVや収益性を高めるための設計もされており、デザイン性と機能性を兼ね備えています。手順に沿うだけで、デモサイト並みの美しいサイトがつくれるオプションもあり、初期設定も悩みません。
テンプレートダウンロードはこちらから:「Bloom」公式サイト
販売価格:税込18,480円
動作環境
WordPress | 5.x以上 |
PHP | 7.4以上 |
IE | Microsoft Edgeへの移行に伴い、終了 |
DIVER
DIVERは、アフィリエイトプログラムの開発実績のあるWebデザイナーと、システムエンジニアが開発した高性能のテンプレートです。ユーザーの声を反映しながら改良を繰り返してきたため、初心者でも簡単にカスタマイズできる設計になっています。
記事ごとにSEO対策を施せたり、広告表示を細かく設定できたりといった機能性の高さも特徴の1つです。また、広告タグやアフィリエイトリンクを一括で管理できる機能「共有コンテンツ」もあり、使い勝手のよいテンプレートといえます。
テンプレートダウンロードはこちらから:「DIVER」公式サイト
販売価格:17,980円
動作環境
WordPress | wordpress4.5以上(4.7.3以上推奨) |
JIN
JINは、有名アフィリエイターが開発した、収益化に特化したテンプレートの1つです。開発者の「アフィリエイト」や「SEO対策」に関する知恵と経験が集約されているとともに、運営する側の利便性も追求されており、収益性と使いやすさのバランスが取れています。
SEO内部対策が施されており、検索上位を目指すこともできるでしょう。
テンプレートダウンロードはこちらから:「JIN」公式サイト
販売価格:税込14,800円
動作環境
WordPress | 4.9 以上 |
PHP | ver7 以上 |
ブラウザ OS | Windows10/Mac OSX/Android7.11 以上 |
IE | 11以上/Chrome64/safari11.0.3 以上上記以外の環境では未確認 |
STILE
STILEは、広告掲載に関する機能が充実しており、広告収益を主な目的とするオウンドメディアに向いているテンプレートです。
また、CTA機能やランキング機能などコンテンツマーケティングに必要な機能も多く搭載されています。記事コンテンツがメインのメディアを運営する場合、コンテンツ作成の効率化やコンテンツ成果の最大化を期待できるでしょう。
バリエーション豊富なデザインやカラーパターンがあり、自由度の高さも特徴の1つです。
テンプレートダウンロードはこちらから:「STILE」公式サイト
販売価格:税込14,300円
動作環境
WordPress | 5.3以上推奨 |
PHP | 7.2以上推奨 |
SANGO
SANGOは、デザイン性の高さと使いやすさのバランスが取れたテンプレートです。
Web情報メディア「サルワカ」によって提供されているテンプレートであり、Web制作のノウハウが反映された設計となっています。SEOの内部対策も設定されているため、検索からの流入も可能でしょう。
また、WordPressのブロックエディター「Gutenberg」に完全対応しており、運営側の使い勝手にこだわった設計です。
テンプレートダウンロードはこちらから:「SANGO」公式サイト
販売価格:14,800円
動作環境
WordPress | リリースページに記載のある最新リリースから2ブランチまで
例) 最新リリースが7.0の場合、6.8まで動作確認を行う |
PHP | 7.4 〜 (7.4未満は未確認) |
ブラウザ OS | Chrome / Safari / Microsoft Edge / Firefox の最新版 |
BRIDGE
BRIDGEは、広告収入アップやアフィリエイトに適したテンプレートで、レビューページや口コミサイトなどを簡単につくることができます。
☆マーク付きの評価機能が搭載されていたり、アフィリエイトに必須なランキング機能をユーザーの目に留まりやすい位置に設定できたりといった、アフィリエイトの成果を発揮しやすい機能が満載です。
また、操作上の疑問点やエラーへの対処などをサポート体制も整っています。
テンプレートダウンロードはこちらから:「BRIDGE」公式サイト
販売価格:税込21,780円
動作環境
WordPress | 5.x以上 |
PHP | 7.4以上 |
IE | Microsoft Edgeへの移行に伴い、終了 |
Emanon Pro
Emanon Proは、コンテンツマーケティングや集客を得意とするテンプレートです。
見込み客を獲得するために必要なCTA機能やランディングページ設定機能が充実しており、会員登録や資料請求などを狙ったオウンドメディアに適しています。検索エンジンから認知されやすいHTML構造をしており、検索上位を目指す場合にもおすすめのテンプレートです。
テンプレートダウンロードはこちらから:「EmanonPro」公式サイト
販売価格:税込9,800円
動作環境
WordPress | 6.5以上 |
PHP | 7.4以上 |
非推奨プラグイン | Classic Editor |
COLORS
COLORSは、色鮮やかでおしゃれなデザインが実現できるテンプレートの1つです。メニューやカテゴリごとにアクセントカラーを指定したり、ヘッダーには静止画だけでなくスライドショーを掲載できたり、視覚的にユーザーを惹き込めます。
また、スマートフォンで表示された際、自動的にモバイル仕様の表示に切り替わる機能もあり、デザイン性と機能性を兼ね備えているテンプレートといえます。
テンプレートダウンロードはこちらから:「COLORS」公式サイト
販売価格:ライセンス数による(それぞれ税込価格)
1ライセンス – ¥7,290
3ライセンス – ¥12,290
5ライセンス – ¥17,490
10ライセンス – ¥27,490
動作環境
WordPress | 6.2 以降 |
PHP | 7.4 以降 (※WordPress の最低動作バージョンに依存) |
ブラウザ OS | Chrome /FireFox /Opera /Safari /Edge 79 〜 |
その他 | ・MySQL 5.6 以降 または MariaDB 10.3 以降
※データベースエンジンは、MyISAM または InnoDB ・.htaccess を設置、利用できる Web サーバー(Apache の場合) ・WAF(Web Application Firewall)を無効化する機能 ※WAF によりテーマオプションの設定保存時に403エラーが発生する場合があるため。 |
STORK19
STORK19は、スマートフォンでアクセスした時の「使いやすさ」や「読みやすさ」にこだわったテンプレートです。具体的にはデータを軽くしたり、表示速度を向上させたりすることに注力されています。
シンプルな機能で、自分で調整する必要がある項目が少ないため初心者にも適しています。
ユーザーも運営者も快適に利用しやすいテンプレートです。
テンプレートダウンロードはこちらから:「STORK19」公式サイト
販売価格:税込11,000円
動作環境
WordPress | 5.9以上 |
PHP | 7.4 以上 |
AFFINGER6(ACTION)
AFFINGER6(ACTION)は、SEOに強く、収益化に特化したテンプレートの1つです。
アフィリエイトに効果的なランキング表示機能が搭載されていたり、検索エンジンに認知されやすいようなSEO対策が施されていたり、収益や集客を狙う場合におすすめの仕様となっています。
また、画像加工ソフトがなくてもバナーが作成できる機能やバリエーション豊富なデザインが備わっているので、初心者でも操作しやすい点が魅力です。
テンプレートダウンロードはこちらから:「AFFINGER6(ACTION)」公式サイト
販売価格:税込14,800 円
動作環境
WordPress | 6.5.0 |
PHP | 7.4-8.1(β) |
ブラウザ OS | Chrome 117 / safari17.0 |
THE THOR(ザ・トール)
ザ・トールは、圧倒的にSEOに強く上位表示されやすいテンプレートでHTML5+CSS3の最新コーディングと検索エンジンに優しい構造化マークアップに対応しています。
また、高速表示技術と最先端のSEO機能を搭載しており、テーマ自体に十分なSEO対策が施されているため、プラグインの導入は必要ありません。
ビジュアルに強いデザイナーズサイトを簡単に作成できるテンプレートとしても強みがあり、美しくオシャレで洗練されたデザインをワンクリックで完成させることができます。
さらに、ザ・トールは集客と収益化を支援するシステムも搭載しており、集客効率と収益性が上がるサポート機能も搭載しています。
テンプレートダウンロードはこちらから:「THE THOR(ザ・トール)」公式サイト
販売価格:テーマ+サポート税込16,280円
テーマ+サポート+サーバー設定税込30,140円
動作環境:特に指定なし
SWELL(スウェル)
SWELLは、圧倒的な機能性と直感的な使いやすさを備えたエディターですWordPress5.0から導入されたブロックエディターに完全対応しており、4年にわたる開発とノウハウが注ぎこまれています。
HTMLやCSSの知識がなくてもマウス操作だけでコンテンツを作成でき、デザインに時間を費やす必要もありません。さらに、部分的なカスタマイズ性を抑え、記事作成に集中できるような工夫もされています。
SWELLのエディターは細部までこだわり抜いて設計されており、コンテンツ作成をサポートします。また、SWELLは国内で人気のNo.1テーマであり、WP-Searchの2022年度人気シェアランキングでも1位を獲得しています。
テンプレートダウンロードはこちらから:「SWELL」公式サイト
販売価格:税込17,600円
動作環境
WordPress | 5.9 以上。 (推奨:6.1 ~) |
PHP | 7.3 以上 |
賢威Ver8(ケンイバージョンエイト)
賢威は、松尾茂起氏が代表を務める株式会社ウェブライダーが開発した唯一のテンプレートパッケージです。
賢威のユーザーだけが参加できる「賢威フォーラム」では、7万9千件以上のアーカイブが蓄積されており、11年以上の販売実績を持つロングセラー商品として人気を集めています。更に、現在、2万7千ものユーザーが利用している信頼性の高いパッケージです。
ウェブライダーはSEOだけではなくWebマーケティングにも精通しており、同社の制作・運営するサイトのほぼすべてが賢威テンプレートをベースとしています。
賢威は、お客様の声を反映しながら、名前を変えることなくバージョン8まで成長してきた、進化し続けるテンプレートです。
テンプレートダウンロードはこちらから:「賢威Ver8」公式サイト
販売価格:税込27,280円
動作環境
WordPress | 4.9以上 |
Hummingbird(ハミングバード)
Hummingbirdは、誰でも簡単に美しいブログサイトを作成できるWordPress用のテーマです。シンプルなデザインでありながら、アニメーション効果によってコンテンツを目立たせることができます。
また、モバイルファーストで設計されており、スマートフォンでの見た目も抜群です。HTMLやCSSの知識がなくても、美しいサイトデザインを実現でき、デモサイトのような動きのあるトップページも簡単に設定できます。
さらに、ショートコードを標準装備しており、ビジュアルエディタを使ってワクワクする記事ページを作成することができます。最大の特徴はサイトタイトルやSNSボタンなどを目立たせるために使用されているアニメーションです。
テンプレートダウンロードはこちらから:「Hummingbird」公式サイト
販売価格:税込7,980円
動作環境
WordPress | 4.9以上 |
PHP | 7 以上 |
CODE.(コード)
CODE.は、ライフスタイル、カルチャー、ファッション、アートなど、幅広い分野で洗練されたWebマガジンを作るために開発されたWordPressのテンプレートです。
ユーザーに合わせたカスタマイズが可能な3つのヘッダータイプが用意されており、記事スライダーや動画表示など最先端のメディア運営も可能です。
また、モバイルでも美しいドロワーメニュー(ハンバーガーメニュー)を2つ搭載でき、小さい画面でも遊び心のあるWebマガジンを作成できます。さらに、広告や収益目的のページへの誘導もでき、ネイティブ広告や特定カテゴリーの一覧表示などが利用できます。
さらに、ランディングページなどの制作も簡単に行え、オーバーレイ機能により、写真に自動加工を施すことで雰囲気のある画像を作成できます。
テンプレートダウンロードはこちらから:「CODE.(コード)」公式サイト
販売価格:税込32,780円
動作環境
WordPress | 5.x以上 |
PHP | 7.4以上 |
IE | Microsoft Edgeへの移行に伴い、終了 |
オウンドメディアで使えるテンプレートを選ぶときのポイントとは?
オウンドメディア向けのテンプレートは多数あるので、何を基準に選べばよいか悩んでしまうでしょう。そこで、選ぶ際のポイントについて7つ解説します。
CTAやランディングページ設定機能があるか
CTAとは、ユーザーにとってもらいたい行動に誘導する仕組みのことです。例えば、BtoBのオウンドメディアであれば、問い合わせや資料ダウンロードが考えられます。
また、このCTAがユーザーにとってわかりにくい状態で設定されていた場合、オウンドメディアの運用目的が達成できません。利用を考えているテンプレートでは、CTAをわかりやすく設定できるのかを確認するようにしましょう。
LPとは、ユーザーの行動を促すことに特化したページのことです。LPの設定をオウンドメディアと同じドメイン配下で作成することで、SEOからのユーザーの流入も見込めます。
キーワードによっては、コラム記事ではなくサービス紹介ページが上位表示化されることがあるため、同ドメイン内でLPを作ると、当該キーワードへのSEO対策が可能となります。
コンテンツマーケティングの指標とは?設定の方法やポイントも紹介
オウンドメディアの目的に合っているか
オウンドメディアの目的達成のために有効なテンプレートを選ぶことが大切です。
例えば、自社商品の売上を上げたい場合は、商品紹介用バナーやLPの設定が充実したテンプレート、自社の知名度をアップさせたい場合は、SNS連携機能があるテンプレートが効果的でしょう。
目的に合わせて適切なテンプレートを選ぶためには、大前提としてオウンドメディアの運用方針(目的や目指す成果など)を明確にしておく必要があります。
ペルソナに合ったデザインを作成しやすいか
オウンドメディアの運用において、テンプレートを選ぶポイントとして、ペルソナに合ったデザインを作成しやすいことが重要です。ペルソナに合ったデザインは、ユーザーの興味を引きつけるだけでなく、伝えたい情報を正確に伝えることができるでしょう。
例えば、若年層向けのメディアではカラフルでポップなデザインが効果的ですが、ビジネス関連のメディアではシンプルで洗練されたデザインが求められます。直感的に使いやすく、見やすいデザインができるテンプレートを選びましょう。
コンテンツマーケティングのペルソナ設定とは?設定方法を解説!
SEOの内部対策ができるか
SEOの内部対策ができるテンプレートを選ぶことも重要です。内部対策は検索エンジンによるサイトのクロールなどに効果的で、検索順位向上につながります。
SEO対策が可能なテンプレートかどうかを確認するポイントとして、適切なタグの使用、メタデータの最適化などが可能であることが挙げられます。
さらに、URL構造、内部リンクの設定、ページ速度の最適化も重要です。これらの要素が組み込まれたSEOの内部対策ができるテンプレートを選びましょう。
【2023年最新】SEO対策のチェックリスト|上位表示を狙おう!
SNSで拡散するための機能があるか
オウンドメディアのテンプレートを選定する際には、SNSでの拡散を考慮しましょう。
SNS共有ボタンやソーシャルメディアアイコンなど、SNSでの拡散を簡単に行える機能を搭載していることが望ましいです。また、シェア数やいいね数などのSNS活動の結果を分析するための統計機能も重要です。
これにより、投稿の効果を把握し、改善策を立てることができます。さらに、ユーザーが簡単に記事を共有できるように、SNSでのシェアボタンが見やすく配置されていることも考慮すべきです。
コンテンツマーケティングとしてのSNS|種類や成功事例を紹介!
テーマ自体が更新されているか
オウンドメディアのテーマが更新されていることも、テンプレート選定における重要なポイントです。テーマ更新の目的は、主に4つあります。
1. 新しいトレンドに対応するため
オウンドメディアのデザインのトレンドは日々変化しています。トレンドにあったデザインに変更することで、ユーザーを飽きさせることなく、魅力的なオウンドメディアであり続けることが可能です。
2. 不具合に対応するため
プラグインの一部が動かない、表示が崩れるなどの不具合が発生する際は、テーマを更新することで、不具合の解決をする場合があります。
テーマを定期的に更新することで、バグやエラーを速やかに修正でき、ユーザーが快適にオウンドメディアを閲覧することができます。
3. 管理を効率化するため
管理機能を更新して機能を追加することで、効率的にオウンドメディアを運営することが可能です。
オウンドメディアを運営するにあたり、コンテンツの編集、公開、サイトのカスタマイズなど様々な作業をWordPress上で行います。
テーマを更新することで、オウンドメディアの管理を効率的に行えるようになり、質の高いコンテンツの制作など重要度の高いタスクにリソースを割くことができます。
4. セキュリティ対策のため
WordPress本体の使用が変更された際に、テーマの変更によりセキュリティ対策を行うことがあります。
オウンドメディアを守り、機密情報の漏洩を防ぐためにも、定期的にテーマを更新してセキュリティを高めることが重要です。
以上の目的から、テーマが更新されていることが重要です。
サポートしてくれるか
オウンドメディアを運営していく中でトラブルやエラーが発生した場合にサポート体制があるかどうかも、大切な選定基準の1つです。
トラブル発生によりオウンドメディアの運営がストップしてしまうと、その間に得られるはずだった集客や売上のチャンスを失ってしまうため迅速な対処が求められます。
テンプレートの提供側に直接問い合わせできる環境があれば、スムーズにトラブルを解決でき、運営担当者にとって心強いでしょう。
オウンドメディアを伸ばすならコンテンツの質にこだわることが大切
オウンドメディアを伸ばすためには、デザインだけでなくコンテンツの質に徹底的にこだわることが大切です。
ユーザーはインターネットに溢れる多くの選択肢の中から、自分にとって必要な情報を見つけ出そうとしています。そのため、ただ情報を提供するだけではなく、ユーザーが興味を持ち、ユーザーが本当に必要としているコンテンツを提供することが重要です。
そのためには、情報のソースやデータの出典を明示するなど、正確で信頼性のある情報を提供しましょう。また、読みやすさも重要な要素です。
分かりやすい言葉や文体を使い、専門的な知識を持たない人でも理解しやすいように工夫することが必要です。見出しや箇条書きなどの視覚的な要素を活用し、情報の整理や重要なポイントが一目で分かるようにしましょう。
さらに、ユーザーのニーズや興味に合わせたコンテンツを提供することも重要です。ユーザーの悩みや関心事を把握し、解決策や役立つ情報を提供することで、ユーザーにとって価値あるコンテンツとなるでしょう。
最後に、コンテンツの質を向上させるためには、定期的な更新や改善を行うことも大切です。ユーザーのフィードバックやデータを参考に、コンテンツの改善点や新しいトピックを発信し続けましょう。
まとめ
本記事では、オウンドメディア向けのWordPressテンプレートを紹介した上で、数多くあるテンプレートの中から自社に合ったものを選ぶためのポイントについて解説しました。
オウンドメディアのテンプレートは、メディアの運用目的に沿ったデザインや機能があるものを選ぶことが最も重要です。本記事の内容を参考に、効果的なWordPressテンプレートを探してみてください。
株式会社HubWorks マーケティング部 2021年よりインターネット広告代理店に入社し、月間数億規模の広告運用を経験。 2022年に株式会社Hub Worksに入社しマーケティング担当者として、ウェブ広告やSEOなどの集客、 記事やホワイトペーパー作成などのコンテンツ制作業務に従事。