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SEO順位アップ法とランキング分析|検索順位チェックツール16選

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近年、オンライン上でのビジネス展開がますます重要となる中、企業のWebサイトについてSEO対策を行うことが当たり前になってきました。SEO対策を行う上で、多くのツールの中からどのツールを選べばよいのか悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、16個のSEO順位検索ツールを紹介していきます。さらに、SEO順位アップ法など、効果的なSEO戦術の展開に役立つ情報も紹介します。

 

SEOの順位を上げるには?

SEOの順位を上げるには?

自社のWebサイトの閲覧数をあげたい、Webサイトへの流入を増やしたいという企業は、SEO対策が必要不可欠です。

 

そこで、ここではSEO順位をあげる方法と、ランキング分析方法について解説します。

 

検索順位の向上策と基本的なアプローチ

自社のWebサイトで、SEO対策をして検索エンジンの順位を向上させるためには、高品質で価値あるコンテンツを提供することが大切です。

 

検索エンジンはユーザーのニーズを満たすコンテンツを評価し、ランキングを上げる傾向があります。また、適切なキーワードの選定と自然な配置も重要です。

 

ランキング分析の重要性

次に、自社サイトが特定のキーワードに対して、何ページ目の何番目に表示されているのか確認する「ランキング分析」が重要です。

 

Googleで検索したときに、2ページ目以降に表示されている記事を見ることはほとんどありません。そのため、企業の認知度向上・売り上げ向上のために効果的なWebサイト運営をする上で、掲載順位のランキングを分析することが非常に重要になります。

 

ランキング分析の手法

具体的なランキング分析手法は、検索順位チェッカーやアナリティクスツールを活用します。これらのツールは、Webサイトのランキング変動をモニタリングし、キーワード検索数の増減を追跡するのに役立ちます。

 

キーワード順位検索ができるツールを使用して、定期的に自社サイトが何ページ目に表示されているか確認しましょう。

 

【無料版か有料版か】検索順位チェックツールの選び方

【無料版か有料版か】検索順位チェックツールの選び方

SEO順位検索ツールを導入する場合、コストをかけずに無料版にするのか、有料版の方がいいのか悩む企業が多いでしょう。そこでここからは、無料版でできることと、有料版でなにができるのかを整理するために詳しく解説します。

 

無料版検索順位チェックツールでできること

無料版検索順位チェックツールは、基本的に対象URLと検索キーワードを入力して、SEO検索エンジンの「掲載順位を表示する機能のみ」利用可能です。

 

URLとキーワードを入力するだけで利用可能で、初心者にも扱いやすい点が特徴です。

 

ただし、多くの無料版には制約が存在します。一般的に、同時にチェックできるキーワード数やWebページ数に制限があり、自動で順位検索やデータ更新はできません。また、競合他社の動向や詳細な分析まで求める場合には、有料プランの契約が必要です。

 

有料版検索順位チェックツールでできること

一方、有料版の検索順位チェックツールは、より高度な機能を提供しています。特定のキーワードだけでなく、競合他社のキーワードのランキングも追跡でき、その動向を把握できます。

 

また、URLとキーワードを設定し、毎日自動で順位検索と表示を行う機能も備わっていることが多いです。さらに、有料版では過去のデータやトレンド分析が可能なツールもあります。これにより、自身の戦略の見直しや改善につなげることが可能です。

 

SEO初心者の方は、無料版から利用を始めて、より高度な機能を利用したいという場合に有料ツールを利用することがおすすめです。

 

SEOの効果をチェック|検索順位チェックツール16選

SEOの効果をチェック|検索順位チェックツール16選

ここからは、SEOの効果測定ができる検索順位チェックツールを無料版と有料版に分けて、16個を一挙に紹介します。自社に最適なツールを検討しながら見ていきましょう。

 

【無料版】検索順位チェックツール

掲載順位を表示する機能だけを利用する場合や、まずはお試しでSEOの順位検索ツールを利用する場合は、無料版のツールの利用をおすすめします。ここでは、無料版検索順位チェックツールを7個紹介します。

 

Google Search Console

Google Search Consoleは、Googleが提供する自社のWebサイトの掲載順位やクリック数などを確認できるサイト管理ツールです。また、サイトのエラー状況も確認できます。

 

Google Search Consoleは、無料で利用可能ですが使用する際にはGoogleアカウントが必要になるので、あらかじめ作成しておきましょう。

参考:Google Search Console

 

検索順位チェッカー

検索順位チェッカーは5つのキーワードまでまとめて、検索順位を素早く簡単に確認できる便利なツールです。

 

自社サイトの検索をかけたいページのURLと、検索したいキーワードの入力をするだけで、Google・Yahoo・Bingの順位を表示します。対象URLが、100位以内に入っていれば順位が、100位以降は圏外と表示されます。

 

日々ルーティーン化して行っている順位測定の効率化、今すぐ検索順位を確認したいというときに活躍するツールです。

参考:検索順位チェッカー

 

SEOピッシュ

SEOピッシュも、先ほど紹介した検索順位チェッカーと同様に、対象のURLとキーワードの入力をするだけで簡単に順位検索が可能です。SEOピッシュの場合は、10個のキーワードまでをまとめて検索可能で、Google検索での検索ランキングが表示されます。

 

前回の順位、1週間前、1か月前、3か月前と順位変化も表示してくれるため、リライトが必要な記事などの調査がしやすいツールです。

参考:SEOピッシュ

 

SEOTOOLS

SEOTOOLSは、専門家の代わりにSEOのアクセス解析を行ってくれるツールです。

 

1度に1つのキーワードしか入力できませんが、対象のURLに対してページランク、インデックス数、被リンク数などを細かく表示します。

 

また各項目に対して、どのように改善していけばいいかアドバイスも記載されるため、初心者にも解析・修正が行いやすいツールとなっています。

参考:SEOTOOLS

 

SEOラボ

SEOラボは、1日10回までURLとキーワードの入力をすると、Googleの検索順位を表示してくれるSEOの順位表示ツールです。また、SEO無料調査に申し込むことも可能です。無料調査に申し込む際は、URLと名前、電話番号、メールアドレスを入力します。

 

その後、個別にメールもしくは電話にて、順位を上げるための対策をアドバイスしてくれるサービスを提供しています。

参考:SEOラボ

 

SEOチェキ!

SEOチェキ!は、無料で使えるSEO対策のプラットフォームです。

WebサイトのURLを入力すると、以下の項目をチェックします。

 

・1度に3つのキーワードまでの順位検索

・ディスクリプションやキーワードが正しく入力されているか

・ファイルサイズ

・ページ読み込み時間

 

その他、個別にキーワード出現頻度、内部リンク情報、Whois情報(ドメイン情報)まで確認できます。さまざまな観点からSEO対策を行いたい企業向けの順位検索ツールです。

参考:SEOチェキ!

 

Serposcope

Serpscopeは、SEO対策のための順位検索ツールです。

Windows、Mac、Linuxの各OSに対応しており、PCにツールをインストールして使用します。キーワード検索数も無制限で利用可能です。

 

サイト全体の順位や登録したキーワードの順位変動をグラフで表示する機能があり、データを視覚的に捉えられるという点が特徴です。

 

しかし、英語表記のため、少し使いづらさを感じることがあるかもしれません。また、ツールを利用するまでにインストールや設定が必要です。

参考:Serposcope

 

【有料版】検索順位チェックツール

Webサイトの検索順位を精密にモニタリングするには、有料版の検索順位チェックツールが重要です。有料版のSEO順位検索ツールを9つ紹介します。

 

キーワードファインダー

無料のSEO順位検索ツールで紹介したツールは、主に順位のみを表示するものでした。

 

キーワードファインダーは、順位表示に加え、なぜ順位が下落したのか、その要因と先月との比較が簡単に行えるツールです。

 

また、おすすめのキーワードを自動で表示したり、キーワードマップを表示したりといった機能も含まれています。最も安いスタンダードプランは、月額50,000円と有料のツールですが、7日間の無料デモ体験があります。

参考:キーワードファインダー

 

RankTracker

RankTrackerは、キーワードリサーチ力と分析力に定評のあるSEO順位表示ツールです。このツールはPCのデスクトップに、ツールをインストールして利用します。

 

URLとキーワードの入力をすると、GoogleやYahooの検索順位と、Webサイトの透明性を表示します。また、国ごとや市ごとの地域別検索ランキングも可能です。さらに、キーワードの検索追跡を無制限に行える点が特徴です。

 

基本的な機能は、無料ライセンスでも利用可能ですが、競合他社解析など高度な解析を行う場合は、16,999円からの有料ライセンスの契約が必要です。

参考:RankTracker

 

BULL

BULLは、検索順位を自動チェックできるツールです。

 

クラウド型のため、ブラウザから利用可能であり、デバイスにしばられることがありません。URLとキーワードを設定しておくだけで自動で順位チェックを実施するため、SEO対策にかける時間の削減ができます。

 

最小プランは、BULL30(URLとキーワードを30まで指定可能)のプランで、月額1,150円からですが、2週間の無料体験が用意されています

参考:BULL

 

Gyro-n SEO

Gyro-n SEOは、BULLと同様に毎日自動で検索順位を表示してくれるツールです。

 

朝8時に最新データを表示し、順位検索結果をメールで知らせます。他にも、競合他社分析、検索ボリュームの確認、最大18か月までの検索順位のデータを保存できるなど多くの機能が備わっています。

 

1件のWebサイトにつき、10個のキーワードの自動順位検索が月額500円で利用できます。3カ月と長期の無料トライアルが用意されています。

参考:Gyro-n SEO

 

GMO順位チェッカー

GMO順位チェッカーは、GoogleやYahooで100位以内にある記事を自動でチェックするSEO順位検索ツールです。クラウド型で、スマートフォンでどこでも利用可能な点が特徴です。

 

1件のURLに対して10個のキーワードまで無料で検索できるプランが用意されています。それ以上の検索は、1個のキーワードあたり、4.1円でサービスの利用が可能です。

参考:GMO順位チェッカー

 

SEOツールラボ(GRC)

SEOツールラボ(GRC)は、SEO順位検索といえばGRCといわれる有名なツールです。Webサイト名とURL、検索キーワードの入力をすると、一括調査が可能です。

 

単純な順位検索だけでなく、検索エンジンのアルゴリズム変更や競合サイトの順位も追跡して表示します。

 

GRCは無料でも利用可能ですが、無料版ではURL数や検索キーワードに制限があります。上限の緩和には、月額495円からの有料ライセンスの購入が必要です。

参考:GRC

 

TACT SEO(クラウド型)

TACT SEOは、SEO対策業務にかける手間を90%カットし、業務効率化を図るツールです。順位検索だけでなく、内部対策、外部対策、コンテンツ評価といった3つの観点から自動で分析します。

 

初期費用が100,000円、月額費用が90,000円からと高額ですが、SEO対策のコンサルや研修を行うサービスもあります。

参考:TACT SEO

 

AZC(クラウド型)

AZCは、コストパフォーマンスが高いSEO順位検索ツールです。毎日、順位検索を行ってくれたり、複数のPC間で検索結果を共有できることが特徴です。

 

5件のURLに対して5個のキーワードまで無料で利用可能で、年間2,980円の有料プランを契約すると、50件までのURLとキーワードを自動で順位検索できます。

参考:AZC

 

SE Ranking(クラウド型)

最後に、SE Rankingのキーワードランクトラッカー(順位検索)ツールの紹介です。

 

Google、Yahoo、Bingだけでなく、YouTubeの順位計測も行う点が特徴です。また、郵便番号を入力して地域を絞った順位検索もサポートしています。

 

750個のキーワードを登録できる9,939円のプランからとなりますが、14日間の無料トライアルが用意されています。

参考:SE Ranking

 

成果を上げるためのSEO順位アップのポイント

成果を上げるためのSEO順位アップのポイント

SEO対策として、ここまで紹介したツールの導入は重要です。

 

しかし、ツールを導入するだけではなく、ポイントを押さえて効果的に利用する必要があります。最後に、成功するための2つのポイントを解説します。

 

継続的なモニタリングと最適化

SEOの成果を最大化するには、継続的なモニタリングと最適化が不可欠です。定期的に、Webサイトのアクセス解析を確認し、どのキーワードでクリックが多いかを把握しましょう。これにより、どの記事を修正するべきかなど、強化すべき部分が明らかになります。

 

ユーザーの行動を理解し、Webサイト内のナビゲーションやコンテンツを改善することで、滞在時間が延び、記事の訪問者やリピーターが増加します。ユーザーのニーズに合わせて、コンテンツを調整し、検索エンジンからの評価を向上させましょう。

 

競合分析と新たな戦略の構築

競合分析は、SEO対策の成功において重要な要素です。競合他社のWebサイトを調査し、他の企業がどのようにSEOを活用しているか確認します。どのキーワードで上位表示されているのか、どのようなコンテンツが人気なのかを把握することも大切です。

 

こうした情報をもとに、競合が見落としているキーワードを見つけ、そこに焦点を当てることで、競争力を高めることができます。ユーザーのニーズを的確に捉え、他社と差別化されたコンテンツを提供しましょう。

 

まとめ

seo 順位 まとめ

本記事では、無料版、有料版のSEO順位検索ツールを合計16個紹介しました。Webサイト運営者であれば、使ったことがあるもの、名前を聞いたことがあるツールも多かったのではないでしょうか。

 

単純に、Webサイトの掲載順位を検索するだけであれば、無料のツールでも問題なく行えます。これらの機能の他に、自動で順位取得や競合他社分析を行う際は有料版の利用を検討しましょう。ツール選びに迷ったら、ぜひこの記事を参考にしてください。

執筆者:Hub Works 鈴木

株式会社HubWorks マーケティング部 2021年よりインターネット広告代理店に入社し、月間数億規模の広告運用を経験。 2022年に株式会社Hub Worksに入社しマーケティング担当者として、ウェブ広告やSEOなどの集客、 記事やホワイトペーパー作成などのコンテンツ制作業務に従事。

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