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コツやツールをご紹介!コンテンツマーケティングの効果測定

有益なコンテンツを介し、ノンユーザーをユーザーに引き上げる「コンテンツマーケティング」。成果を出すには効果測定と改善が必須ですが、どのように効果測定すれば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では「コンテンツマーケティングで行う効果測定のコツやツール」をご紹介します。コンテンツマーケティングを実施している方は、ぜひ参考にしてください。

どういうこと?コンテンツマーケティングの効果測定について解説

最初に、コンテンツマーケティング効果測定では、具体的にどのような部分を計測するのかを解説します。

 

コンテンツマーケティングの指標とは?設定の方法やポイントも紹介

 

 

集客と顧客育成にどれほど効果があったかを測定すること

まず、コンテンツマーケティングとは「有益なコンテンツを介し、顧客自ら商品や事業に興味を持ち、ノンユーザーをユーザーに引き上げる」という手法です。

 

そのため、各コンテンツの数値を見える化し「集客と顧客育成にどれほど効果があったか」を明確にします

 

具体的には、アクセス数、滞在時間、回遊率、お問い合わせ件数などを計測することで、コンテンツが集客と顧客育成にどれほど寄与したかを確認するという方法です。

 

測定の結果、効果の薄かったコンテンツは改善が必要

全てのマーケティング施策に言えることですが、測定の結果、効果が薄かった場合は改善が必要です

 

コンテンツマーケティングは、特に成果に繋がるまで時間がかかる手法です。効果測定・分析・改善を繰り返し行うことで、よりいい結果に繋げることができます。

 

効果測定で重要なKPIとは「重要業績評価指標」を指す

また、コンテンツマーケティングでの効果測定では「KPI(重要業績評価指標)」を定めることも大切です。KPIとは「Key Performance Indicator」の略で、目的を果たすための過程を評価する際に使用する指標のことを言います

 

コンテンツマーケティングの目的は「ノンユーザーをユーザーに引き上げる」ことです。そのため、先述の通りKPIは、アクセス数、滞在時間、回遊率、お問い合わせ件数などが当てはまります。

 

コンテンツマーケティングの効果測定が難しい理由

次に、コンテンツマーケティングの効果測定が難しいと言われる理由について解説します。大きく3つに分けて解説しますので、ぜひ確認してください。

 

品質を数値化することが難しい

まず1つ目は「品質を数値化することが難しい」という点です。一般的なマーケティング施策は、購入や導入などを効果測定の対象とする場合が多く、比較的数値化しやすいです。

 

ただ、コンテンツマーケティングは、集客と顧客育成を目的にした施策のため、数値化の対象はコンテンツの品質だったり、コンテンツに対するユーザーの評価が当てはまります。そのため、コンテンツマーケティングの場合、指数を具体的に数値化するのが難しいと言えます。

 

何をKPIにするべきかわからない

2つ目は「何をKPIにするべきかわからない」という点です。コンテンツマーケティングは、大きく分けて「集客」と「顧客育成」を目的に実施されます。

 

KPIは、集客が目的の場合はアクセス数などが、顧客育成が目的の場合はSNSでのシェア回数、問い合わせ件数などが当てはまります。

 

このように目的によって、該当するKPI指数を変更し効果測定をする必要があるため「何をKPIにするべきかわからない」と感じる方も多いと思います。

 

効果の予想をするのが難しい

3つ目は「効果の予想をするのが難しい」という点です。KPIに沿って効果測定を行っても、コンテンツマーケティングが成功したと判断する数値を定めるのは、難しいと思われます。

 

そのため、事前に効果を予想し、対策などを立案するのも厳しいと言えます。

 

したがって、コンテンツマーケティングは効果測定・分析・改善を繰り返しながら、より目的に近づけるという方法が主流となっています。

 

ココがスゴい!コンテンツマーケティングのメリット3つ

コンテンツマーケティングの概要に関してはご理解いただけたと思いますので、次にメリットを解説します。

 

コンテンツマーケティングのメリットとデメリットを詳しく解説!

 

多くの顧客に商品・サービスを認知してもらえる

1つ目は「多くの顧客に商品・サービスを認知してもらえる」という点です。

 

コンテンツマーケティングは、不特定多数のユーザーに発信するマーケティング方法なので、多くの人に商品・サービスをアピールできるという特徴があります。あわせて、Webコンテンツを介して、遠方のユーザーにもアピールできるメリットがあります。

 

商品・サービスについての顧客の理解度が高まる

2つ目は「商品・サービスについての顧客の理解度が高まる」という点が挙げられます。コンテンツマーケティングで使用するコンテンツが、有益であればあるほど、ユーザーはしっかりと読み込んでくれます。さらに、他のコンテンツもあわせて読んでくれる可能性もあります。

 

ユーザーがコンテンツをしっかり読み込んだり、接触回数が増えることで、商品・サービスへの理解度が高まり、購買意欲の向上に繋がるでしょう。

 

単なるお客様ではなく、ファン、リピーターとなってくれる

最後は「単なるお客様ではなく、ファン、リピーターとなってくれる」というメリットです。コンテンツを制作する際に、自社サービスや商品の紹介だけでなく、顧客目線の情報を掲載することで、自社への信頼度が上がり、ファンやリピーターに育成できるでしょう。

 

あわせて、ファンやリピーターとなった顧客が、SNSなどを介してコンテンツの拡散をしてくれる可能性もあり、さらなる効果拡大が見込めま

 

ココに注意しよう!コンテンツマーケティングの効果測定

次に、コンテンツマーケティングの効果測定を行う上での注意点を解説します。しっかり確認し、実践してください。

 

短期間で効果は表れないことを知っておく

コンテンツマーケティングは、有益なコンテンツを制作・提供することで、顧客自ら商品や事業に興味を持ち、ノンユーザーをユーザーに引き上げるという手法です。

 

そのため、従来のマーケティングと違い、短期間で効果は表れないマーケティング手法だと理解しましょう。継続的にPDCAを回し続けることで、効果を得ることができます。

 

顧客の段階に応じた効果測定が必要になる

顧客には段階があります。具体的には、商品・サービスを全く知らない顧客もいれば、少しは知っているが細かい部分まで理解していない顧客、または知識を大いに取り入れており、購入検討をしている顧客など、様々です。

 

このように段階が異なる顧客は、同一の指標では効果測定ができません。段階ごとに、異なる指標で効果測定していく必要があります

 

顧客の段階別!コンテンツマーケティングの効果測定のKPI

では実際に、コンテンツマーケティングの効果測定を、顧客の段階別で解説します。3段階に分けて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

第1段階 「顧客獲得」|PV数など

まず第1段階の「顧客獲得」では、顧客の母数を獲得する段階のため、問い合わせなど直接的な成果は期待できないでしょう。

 

そのため、効果測定ではコンテンツのPV数や検索順位を確認します。コンテンツのアクセス数や検索順位を確認し、顧客獲得にどれほど寄与しているか把握しましょう。

 

第2段階 「認知・拡散」|直帰率や滞在時間など

第2段階の「認知・拡散」では、獲得した顧客を、見込み顧客へと育成する段階です。

 

そのため、コンテンツの直帰率や滞在時間などを測定し、ユーザーにとって有益か・興味深い内容になっているかを確認しましょう。

 

直帰率や滞在時間が良い数値ではない場合、コンテンツ内容はもちろん、コンテンツ内のデザインも改善し、より見やすく・分かりやすいコンテンツにする必要があります。

 

また、SNSからの流入なども確認しましょう。昨今、検索エンジンだけでなく、SNSからコンテンツに流入するユーザーも多くいます。SNSは拡散時に爆発的な伸び率を記録することもあるので、しっかり把握することが大切です。

 

第3段階 「購入・申込」|問い合わせ数など

最後は第3段階の「購入・申込」です。この段階では、最終的に成果に繋がった件数を測定します。商品やサービスによって、成果に値する数値は異なります。問い合わせ数や購入数、会員登録数やホワイトペーパーダウンロード数などが当てはまることが多いでしょう。

 

成果に至ったユーザー数値を、パーセンテージに変換して分析するのがおすすめです。

 

厳選してご紹介!役立つ無料ツール

最後に、コンテンツマーケティングの効果測定におすすめの無料ツールをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

 

コンテンツマーケティングツール6選|メリットや比較ポイントを解説
コンテンツマーケティングの分析で見るべきデータと分析ツール6選

 

 

平均掲載順位がわかる!Googleサーチコンソール

1つ目は、コンテンツやコンテンツを掲載しているオウンドメディアの平均順位が分かる「Googleサーチコンソール」というツールです。Googleが無料で提供しているツールのため、すでに利用されている人も多いのではないでしょうか。

 

検索順位とあわせて、キーワードごとのクリック数、ページごとの流入キーワードが確認でき部分が特徴です。

 

ユーザー像を細かく分析可能!Googleアナリティクス

2つ目は「Googleアナリティクス」で、アクセス解析のできるツールです。こちらもGoogleが無料で提供しているものになります。

 

Googleサーチコンソールと異なり、ユーザーの行動データ収集や分析ができるツールです。そのため、自社コンテンツやオウンドメディアに流入したユーザー像を、細かく分析することが可能です。

 

PC、スマホの検索順位をチェック!検索順位チェッカー

最後は、Google・Yahoo!・Bingの検索順位を確認できる「検索順位チェッカー」で、こちらも無料で利用できるツールです。

 

URLを入力するだけで、PCとスマホどちらの順位も確認でき、結果をCSVで抽出できるという特徴があります。

 

まとめ

本記事では「コンテンツマーケティングで行う効果測定のコツやツール」を紹介しました。情報が飛び交う中、コンテンツマーケティングはさらに注目され、拡大していくでしょう。ぜひ本記事を参考に、コンテンツマーケティングの効果測定を実施し、成果に繋げてください。

 

ただ、コンテンツマーケティングを実施したいけど、自社に知識もリソースも無く、実施に至っていない…という企業も多いのではないでしょうか。そこで検討いただきたいのがコンテンツファクトリーです。

 

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