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中小企業とコンテンツマーケティングは好相性!おすすめの手法も紹介

コンテンツマーケティング 中小企業 アイキャッチ

インターネットを使ったマーケティング施策の一つであるコンテンツマーケティングは、中小企業との相性が抜群です。

 

中小企業こそコンテンツマーケティングを活用して、売上アップを図ることが効果的です。そこで、本記事では中小企業がコンテンツマーケティングに取り組むべき理由について解説します。

 

おすすめの手法も紹介するので、コンテンツマーケティングに興味のある方はぜひ最後までお読みください。

 

中小企業がコンテンツマーケティングに取り組む7つのメリット

中小企業がコンテンツマーケティングに取り組む7つのメリット

中小企業がコンテンツマーケティングに取り組むメリットは、以下の7つが挙げられます。

 

・継続的なWeb集客効果が見込める

・インバウンド効果が期待できる

・少ないコストで実践できる

・自社のファンを獲得できる

・ニッチな商材やサービスと相性がいい

・蓄積したコンテンツが資産になる

・外注に頼りやすい

 

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

 

継続的なWeb集客効果が見込める

記事や写真、動画などのコンテンツを発信していくと、発信したコンテンツは残り続けるため、どんどん蓄積されます。蓄積されたコンテンツは、基本的に消さない限り永続的に見られ、集客効果をもたらしてくれます

 

比較対象になりがちなWeb広告は、配信をやめると見ることができなくなることから、効果を生み出すためには継続的に配信し続ける必要があるのです。

 

予算に限りのある中小企業では、コンテンツの蓄積が可能なコンテンツマーケティングが向いています。

 

インバウンド効果が期待できる

「インバウンド」とはマーケティング用語で、見込み客が自発的にコンテンツを閲覧し、資料請求や商品購入をすることを指します。

 

インターネットがこれほど発展している世の中では、何かを調べる際にはインターネットで検索をかける方が多いでしょう。そこで、Web上にコンテンツを蓄積しておくことで、商品やサービスについて知ってもらうようにするのです。

 

コンテンツマーケティングでは、一度配信すれば半永続的に集客効果をもたらしてくれるため、多くの人員を配置する必要がありません。

 

少ないコストで実践できる

コンテンツマーケティングは、無料や少額で利用できるサービスを使い、外部ライターに記事の執筆を依頼するだけで始められます。

 

本格的に依頼する場合でも、一度に何百万円という費用が必要になることは少なく、多くても一度に支払う金額は数十万円で収まる場合がほとんどです。

 

かけるコストが多くなればなるほど成果が出やすくなるわけでもないため、まずは小さく始めて、成果が出てから徐々に規模を大きくしていくのがいいでしょう。

 

自社のファンを獲得できる

大企業のWebサイトは充実したコンテンツを運営していることが多いですが、中小企業のWebサイトではそこまでのことができない会社が少なくありません。

 

そのため、中小企業のWebサイトに充実したコンテンツが掲載されているだけで、見込み客から一目置かれる存在になります。さらに、コンテンツの中身に有益な情報が記載されていれば、より魅力を感じてくれるでしょう。

 

見込み客が自社に魅力を感じてくれれば、自社のファンになり、継続的な利用者になってくれる可能性もあるため、コンテンツマーケティングはおすすめです。

 

ニッチな商材やサービスと相性がいい

ニッチな商材やサービスは費用対効果が劣るため、大手企業が進出しにくい分野です。

 

そのため、ニッチな商材やサービスに関する情報を発信し、一番多く有益な情報を提供している事業者になれば、「〇〇の分野では△△という会社が有名だよね」と知ってもらうことができます。

 

ニッチな商材やサービスの拡大を考えている場合は、コンテンツマーケティングを検討してみてください。

 

外注に頼りやすい

マーケティングに割くリソースがない場合やマーケティングの知見を持っている担当者が在籍していない場合が多くあります。その際、リソースやスキルを補うために外注に頼る、という判断をしやすくなります。

 

仮に、マーケティングの知見を持っている担当者がいる場合でも、マーケティング施策のすべてを自社でまかなうのがリソースの観点から難しいことも多くあるでしょう。

 

しかし、コンテンツマーケティングは調査、設計、施策の3段階に分かれているため、調査、設計は自社で行い、コンテンツ制作などの施策は外注するなど、分業がしやすいこともコンテンツマーケティングを行うメリットの1つです。

 

さらに、分業することで外注費用を抑えることもできるため、予算に限りのある中小企業にはコンテンツマーケティングがおすすめです。

 

中小企業におすすめのコンテンツマーケティングの手法8選

中小企業におすすめのコンテンツマーケティングの手法8選

中小企業におすすめのコンテンツマーケティングの手法は、以下の8つです。

 

・ブログ、オウンドメディア

・事例コンテンツ

・動画コンテンツ

・メールマガジン

・プレスリリース

・ホワイトペーパー

・SNS

・セミナー、ウェビナー

 

それぞれの手法がなぜコンテンツマーケティングにおすすめなのか、以下で解説します。

 

ブログ、オウンドメディア

ブログやオウンドメディアは、最も一般的なコンテンツマーケティングの施策といえるでしょう。良質な記事を書きためることで、検索エンジンから得られる評価が上がりやすくなるため、1記事1記事が集客効果を持ちやすくなります。

 

特に、ブログは比較的低コストで始められるため、予算を少なくコンテンツマーケティングを始めたい方におすすめの手法です。

 

事例コンテンツ

事例コンテンツとは、見込み客が商品やサービスを実際に利用した際の事例を紹介するコンテンツです。

 

口コミは、商品やサービスを購入した後の姿が具体的に見られるため、購入するかどうかを決める重要な要素となります。

 

口コミを集めるのは、ブログやオウンドメディアでノウハウをまとめるよりも手軽にできるため、取り掛かりやすいコンテンツだといえるでしょう。

 

動画コンテンツ

動画は文章よりも制作に手間がかかりますが、圧倒的な情報量を提供でき、訴求力が高いことが大きな特徴です。

 

特に、近年はYouTubeやTikTokなどの普及により、動画を用いたマーケティングに取り組む企業も増えています。

 

もし動画制作できる余裕がある場合は、動画コンテンツにも取り組んでみるといいでしょう。

 

メールマガジン

メールマガジンは登録した人向けに情報を発信するため、すでに自社の商品やサービスに興味を持っている人の購買意欲を高める役割があります。

 

発信内容は、商品やサービスのセール情報や企業のイベント情報などが挙げられます。

 

定期的に情報発信を行うことで長期的な関係を築くことができるため、1週間〜1カ月に1回程度配信することがおすすめです。

 

プレスリリース

プレスリリースは報道関係者向けの情報発信です。報道関係者に知ってもらうことで、各社のコンテンツで扱ってもらえる可能性が高まり、認知の拡大につなげやすくなります

 

プレスリリースは大企業が打ち出しているイメージを持っている方も多いと思いますが、中小企業でも効果的に活用できます。

 

新商品や新サービスを発表する際には、ぜひプレスリリースも活用してみてください。

 

ホワイトペーパー

BtoBマーケティングでは、企業がリードを獲得する目的で提供する資料のことを指します。

 

ホワイトペーパーの内容は、見込み客が求めている情報かつ、企業が持つコンテンツやサービスが価値のあるものだと思われるようなものにすることが大切です。

 

ホワイトペーパーをダウンロードする際、会社名やメールアドレス、担当者名などを入力する必要があるため、見込み客獲得につながります。

 

また、社内で稟議(りんぎ)を通すために用いられることもあります。せっかくの機会を逃さないためにも、ホワイトペーパーを作成することがおすすめです。

 

SNS

SNSは単体でも成果が出ますが、それ以上に、ブログや動画などと併用することで大きな効果をもたらします。

 

ブログや動画を発信したり、セミナーやイベントを開催したりする際の告知として使用するのが一般的です。また、ブログの内容を一部切り取ってTwitterに投稿したり、動画の内容を切り取ってYouTubeやTikTokに投稿したりもできます。

 

SNSは登録が無料で、投稿も気軽にできるため、手軽に導入できる施策の一つだといえます。特に、若い世代はSNSを利用している割合が圧倒的に多いことから、若い世代に向けてマーケティング施策を打ちたい場合はぜひSNSを活用してみてください。

 

セミナー、ウェビナー

セミナーやウェビナーに参加するのは、意欲の高い方が多いです。そのような見込み客と直接やりとりできれば、商品やサービスを利用してもらいやすくなります

 

特に、新型コロナウイルスの感染拡大以降、オンラインセミナーであるウェビナーの利用が急速に拡大しています。会場まで足を運ばなくてもセミナーに参加できるため、日本全国の見込み客にアプローチすることも可能です。

 

中小企業がコンテンツマーケティングに取り組む際のネックは?

中小企業がコンテンツマーケティングに取り組む際のネックは?

中小企業がコンテンツマーケティングに取り組む際にネックとなりやすいことは、以下の4つです。

 

・十分な人員を確保しにくい

・継続的な発信が負担になる

・必要なスキルが不足している

・効果が実感できるまで時間がかかる

 

それぞれの項目について、以下で解説します。

 

十分な人員を確保しにくい

社内でコンテンツマーケティングを行う場合、コンテンツマーケティングの知見を持った人材を確保する必要があります。しかし、コンテンツマーケティングに詳しい人材が必ずしも社内にいるとは限らず、経験の浅い担当者を配置しなければならない可能性もあります。

 

もし社内で人員を確保するのが難しい場合は、外注をうまく活用して対応してみてください。

 

継続的な発信が負担になる

コンテンツは資産となり、継続的に情報発信することでより新規顧客の獲得につながります

 

しかし、継続的に発信するのはかなり工数のかかる作業であり、他の業務と兼任している担当者には大きな負担となってしまうでしょう。

 

継続的な発信が難しい場合も、外注を活用して対応することがおすすめです。

 

必要なスキルが不足している

コンテンツマーケティングに詳しくない担当者が参入しても、ほとんどの場合は成功できません。コンテンツマーケティングに取り組む場合には、知識や経験、スキルが必要です。

 

スキルがないまま取り組んでも、時間と費用が無駄になる可能性が非常に高いため、スキルのある人材がいない場合は、スキルの高い人材に外注することをおすすめします。

 

効果が実感できるまで時間がかかる

コンテンツマーケティングは、取り組んだらすぐに成果が出るわけではありません。早くても数カ月、遅ければ1年以上成果が出るまでに時間がかかるため、辛抱強く取り組む必要があります。

 

成果がまったく出ないと「方法が間違っているのではないか」「いつまでたっても成果が出ないのではないか」と不安に思うこともあるかもしれません。しかし、中長期的な施策であると理解し、成果が出るのを待ちながら日々の施策に取り組みましょう。

 

中小企業がコンテンツマーケティングに成功するポイント

中小企業がコンテンツマーケティングに成功するポイント

中小企業がコンテンツマーケティングに成功するには、以下の2つのポイントです。

 

・継続的な発信ができる体制づくりと外注の活用をする

・効果が出るまで中長期的に実践する

 

それぞれのポイントについて、以下で解説します。

 

継続的な発信ができる体制づくりと外注の活用をする

前述しましたが、中小企業がコンテンツマーケティングに取り組むにはさまざまなハードルがあります。特に、スキルがあって継続的な発信ができる人材を自社内で用意することは簡単ではありません

 

そのため、外注を活用して継続的な発信ができる体制を作ることが大切です。

 

例として、自社で対応する範囲と外注で対応する範囲を明確にしたうえで、大まかなスケジュールを立てることが挙げられます。

 

特に、自社で対応する範囲は、スケジュールを決めないといつまでも先延ばしにしてしまい、結果としてマーケティング施策を打つのが遅くなってしまいます。

 

継続的な発信を行うことはコンテンツマーケティングで成果を出す上で重要であるため、必ずスケジュールを立ててから施策に取り組むようにしてください。

 

効果が出るまで中長期的に実践する

コンテンツマーケティングはすぐに成果が出るものではなく、長ければ1年以上たってから成果が出始める場合もあります。結果がすぐに出るとは考えず、半年から1年ほどは様子見の期間として辛抱強く施策を実行することが大切です。

 

成果が出ないことでコンテンツ作りを止めてしまうと、当然ながら成果は出ないため、時間をかけてでも着実に施策を実行しましょう。

 

まとめ

コンテンツマーケティング 中小企業 まとめ

中小企業は使えるリソースに限りがあるため、小さく始められ、かつ資産性の高いコンテンツマーケティングに取り組むことがおすすめです。

 

とはいえ、マーケティング施策の効果を高めるには継続的な発信は欠かせません。その場合、マーケティング施策の一部を外注するなどして、リソースを振り分けることで、無理なくコンテンツマーケティングを続けられます。

 

ブログや事例、動画、セミナーなどさまざまな形があるので、商品やサービスに適した形のコンテンツマーケティングに取り組んでみてください。

執筆者:Hub Works 鈴木

株式会社HubWorks マーケティング部 2021年よりインターネット広告代理店に入社し、月間数億規模の広告運用を経験。 2022年に株式会社Hub Worksに入社しマーケティング担当者として、ウェブ広告やSEOなどの集客、 記事やホワイトペーパー作成などのコンテンツ制作業務に従事。

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